地域をきれいに 美麻小中生「ごみゼロ運動」
 大町市立美麻小中学校(塩原雅由校長)の小学4年生から中学3年生63人は28日、「ごみゼロ運動」を行い、通学路に落ちているごみを拾った。自分たちが暮らす地域をきれいにし、郷土を思う気持ちをはぐくんだ。
 子どもたちは通学区ごとに13の班に分かれ、スクールバス乗り場までの通学路や付近のごみを集めた。草むらから空き缶や吸い殻、ビニール袋などが見つかり、子どもたちは見落とさないように拾っていた。
 ごみゼロ運動は、児童・生徒が郷土を大切に思い環境への関心を高めるようにと、同校が南北の統合発足した昭和52年から続く伝統行事。中学校生徒会の緑化体育委員会を中心に毎年取り組んでいる。
建立100年祝いのぼり新調 大町南借馬の大黒様記念祭典
 大町市南借馬の住民が守り続ける大黒様がことし、建立100周年を迎えた。26日には現地で記念祭典を行い1世紀の節目を祝った。大黒様の両脇に掲げられるのぼり旗も新調、地域の守り神に感謝するとともに、今後100年の地域安泰を祈願した。
 新調した2本ののぼりの長さはともに8bほど、従来通り「快楽円満」や「福寿無量」の文字を揮毫(きごう)した。記念祭典は、例大祭に合わせ行われ、住民約20人が参列した。
生物多様性取り戻す米作り 小谷池原で初の田植え

 地域の自然生態系を守り、生物多様性を取り戻す「ビオトープ型水田」による米作りを展開している、ライフサポート(高橋博太郎代表、本社神奈川)の事業が、本年度から小谷村の池原地区で実施されることになった。26日は初の田植えが行われ、ツアーで訪れた賛同者が、化学肥料や農薬をいっさい使わない田んぼで昔ながらの手植えで苗を植えた。
鮮やか8色ツツジ 大町市の農具川

 大町市の中央を流れる農具川沿いで、市民によって植えられた8色のツツジ1500本が色鮮やかな花を咲かせている。まもなく見ごろを迎えそうだ。
 地元で植栽などに取り組む農具川環境美化委員会が育てている白塩町や神栄町の農具川1・5`の両岸に、白、黄色、ピンク、オレンジなどのツツジが咲く。青紫の1万株のアヤメは霜でダメージを受け例年ほどではないというが、こちらも来週には見ごろとなりそうだ。
新緑の松川に歌声響く 19団出演「五月の風」音楽祭
第2回安曇野まつかわ「五月の風」音楽祭(同実行委員会主催)が26日、松川村リンリンパーク他で開かれた。対外的な文化イベントとして始まった同音楽祭は、村内外から総勢600人が出演。合わせて約900人が来場し、音楽に親しんだ。
 安曇野ちひろ美術館前庭では、アルプホルンの演奏やコーラスグループの歌声が響きわたった。メーン会場のリンリンパーク特設ステージでは、地元バンドや響岳太鼓、安曇節保存会による演奏や踊りがオープニングを盛り上げた。
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5月の一覧

2013年5月29日(水)付


白馬シーズン幕開け マレット協会設立記念大会
 白馬村マレットゴルフ協会(太田勝己会長)は27日、第11回協会設立記念大会を村内グリーンスポーツの森で開いた。会員約130人が、北アルプスを望む新緑のなかでプレーを楽しみ、シーズンの幕開けを祝った。
 大会は協会設立の喜びを記憶に残そうと、毎年開かれている恒例行事。雪どけ後のコース整備を待って行われる、シーズン最初の協会公式試合だ。
 選手たちは36ホール、パー144のストロークプレーで試合を展開。和気あいあいとコースをめぐりながら快音を響かせ、スコアに一喜一憂していた。