農具川アヤメ見ごろ 大町「特産に」草木染め販売 大町市の農具川で、沿岸に咲いた紫色のアヤメ約1万株が見ごろを迎えている。神栄町橋周辺では1日から、環境整備に取り組む住民らが、新たな地域の特産品にしようと、アヤメの花など使った草木染めを販売している。 沿岸では昨年から、農具川環境美化委員とNPO地域づくり工房が、アヤメの見ごろにあわせ地域をアピールするため、苗や地場産品の販売を行っている。ことしは信濃大町草木染め研究会も参加し、沿岸のアヤメや市内で採取した植物を活用して染めた、ストールやショールなどを出店した。 同委員会によると、アヤメは川の左岸と右岸約1500bにわたって開花。ことしは寒暖差が激しい気候の影響で、開花の時期がばらけ、例年と比べて長期間楽しめそうだ。見ごろは10日ころまで続く見通し。 |
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香りの添え方学ぶ 池田でハーブ料理教室 池田町特産のハーブを使った料理教室が29日、同町十日市場のアグリカルチャーセンターなどで開かれた。「池田町 味の伝承セミナー」(北安曇農業改良普及センター主催)として開催、町内から約20人が受講し、ハーブの香りの添え方など学んだ。 バジルやローズマリー、タイムなど数種類のハーブを使いピザやサラダ、ババロアづくりに挑戦、ハーブの香りを楽しみながら腕を振るった。あぶらや農園の内山伸子さんらが講師を務めた。郷土料理のおやきづくりも行った。 味の伝承セミナーはことしで2年目を迎える。特産品開発や地産地消など目的に年間を通じて地元農産物の活用術など学んでいる。 |
刈り取り体験や演奏会 池田町広津 カミツレ花まつりきょうまで 「第25回いけだまちひろつカミツレ花まつり」が1、2の両日、池田町広津のカミツレ研究所周辺で開かれている。見ごろを迎えたジャーマンカモミール広がる会場は、多くの家族連れなどでにぎわい、刈り取り体験や地元中学生による演奏会など多彩な催しを楽しんでいる。 刈り取り体験は人気を集め、約10万株のカモミールが咲きそろう同研究所畑には、白いかれんな花を摘みながら、甘い香りを堪能する来場者の姿であふれていた。 |
夏季観光にぎわい願う 小谷村 栂池自然園が開園 小谷村の栂池自然園で1日から、ゴンドラリフトとロープウエーの運行が再開され、グリーンシーズンが本格的に始まった。開園に合わせ、地元観光関係者による開園祭が開かれ、シーズンの安全と、貴重な動植物が生息する同園の環境保全、村夏季観光のにぎわいを願った。 |
北ア山麓駆ける 池田小初の「6月運動会」 池田町の池田小学校(児童243人、中村豊校長)は1日、運動会を開いた。ことしは児童の健康や秋祭りとの重複などに配慮し、残暑が厳しい秋を避けて、初めて6月に開催。子どもたちが保護者や地域住民から大きな声援を受け、初夏の北アルプス山麓を駆け回った。 児童たちは紅白に分かれ、保護者を交えた大玉送りや徒競走などで優勝を目指した。県歌「信濃の国」にあわせたヒップホップダンスや、1年生から6年生までの縦割り班による全校ダンスも披露し、会場を沸かせた。 |
2013年6月2日(日)付