地域活性化と観光振興探る 小谷村 ロングトレイルフォーラム

 小谷村を会場に1、2の両日、広域地域連携による「ロングトレイルと南北塩の道350`フォーラムin信州小谷」が開かれた。新潟県糸魚川市から長野県の小谷・白馬・大町から松本市、塩尻市を通り、静岡県へと至る壮大なルートにある、自治体関係者やロングトレイル愛好家ら100人余が集い、ロングトレイルの普及による地域活性化と観光振興の可能性を探った。
笑顔あふれる2653点 大糸タイムス主催 似顔絵コンクール審査
 大糸タイムス社(水久保節社長)で3日、「第29回わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」の審査が行われた。今年は大北地域の小学校や保育園、幼稚園から2653点の応募があった。審査会場には、子どもならではの明るくのびのびとした力作が並んだ。
 審査は画家の荒井泰三さん(一水会会友・信州美術会会員)が小学校低学年の部、元美術教員の西澤俊夫さんが幼稚園・保育園の部、同じく内川三郎さんが小学校高学年の部を担当した。各部門で特選1点、準特選2点、佳作5点、入選30点の計114点を選出した。
 作品は子どもらしい感性や一生懸命に描いているか、などを主な基準に選考した。画面いっぱいの迫力ある家族の顔や貼り絵の豊かな表情の作品などがあった。
大町北高女子サッカー部県総体V3 北信越へ
 大町市の大町北高校女子サッカー部は2日、第58回県高校総合体育大会(大町市運動公園)で、3年連続の優勝に輝いた。決勝で松商学園に6対1と大勝し、北信越大会への切符を手にした。
 大町北は中盤両サイドを起点に多彩な攻撃で松商学園を攻め、終始ゲームをコントロール。先制点を挙げたフォワードでキャプテンの3年・長澤千夏と、ミッドフィルダーの2年・佐伯理香子がそれぞれ、ハットトリックを達成した。
 長澤は「目標としていた優勝を決められうれしい。無我夢中で攻め続けた」と振り返り、6月14〜16日に新潟県で開かれる北信越大会に向け、「強豪校が集まるが楽しみ。全国を目指してがんばりたい」と意気込みを話した。
子ども事故から守れ 大町市 交通安全推進員を委嘱
 大町市の「子どもを交通事故から守る交通安全推進員」の委嘱式と研修会は31日、市役所で開いた。子どもの交通事故防止に向けて交通安全の普及や研修、指導活動を行う。
 同制度は市の交通安全条例に従って設置。年齢や地域の実情にあった、子どもの身近な立場から、通学時の街頭交通安全指導や、学校や地区PTAでの交通安全教室などに取り組む。
 推進員に任命された、市内の保育園・幼稚園の担当職員、小中高のPTAら計33人に、市長と大町警察署長の連名の委嘱状が渡された。
心にしみる朗読に感動 白馬村 青鬼 いろりの里コンサート
 白馬村青鬼地区の交流施設「お膳鬼の館」で1日、安曇野市穂高在住の朗読家・尾崎美千代さんによる「第18回白馬・いろりの里コンサート」が開かれた。
県内外から多数の聴衆が訪れ、昔ながらの生活文化を残す青鬼の原風景に包まれながら、心にしみいる朗読に感動のひとときを共有した。
 専属バックミュージシャンの尺八奏者、紫麓水研さんの調べに乗せて、随想「ぽつりと残る宝物のひとつ」、自作の創作童話「鳥になったこうもり」などを朗読。尾崎さん自身の体験した、幼いころの思い出を結晶化したようなあたたかな思いが珠玉の文でつづられ、聴衆は懐かしんだり共感したりと、深い感動を覚えていた。
地域の特産みそ造り 白馬村 漬物生産組合が仕込み
 白馬村の農家民宿を営む女性らでつくる「白馬村味噌(みそ)漬物生産組合」の本年度のみそ造りが、神城の多目的集会施設内の味噌漬物加工所で始まった。同組合はみそ造りによる農業と観光・特産づくりをめざし発足。みそ製造を主活動に、みそを使った漬物作りなどに取り組んでいる。ことしは2d分のみそを1週間で仕込む予定。
 地場産大豆と、自然発熱・発酵の手作りこうじを使ったみそは化学調味料や添加物を使用しない本物の味。昔ながらの知恵が生かされたみそは、地域の優れた農林水産物や加工品として「北アルプス山麓ブランド」にも認定され、白馬村の特産品として人気が高い。
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6月の一覧

2013年6月4日(火)付