大北から4個人と1団体 各功労者へ県知事表彰

 県は6日、各分野の功労者に対する県知事表彰の授与式を県庁講堂で開いた。大北地域からは山岳遭難救助功労者や防犯功労者など、4個人と1団体が受賞した。
 受賞者のうち、狩野正明さん=大町市=と降籏義道さん=白馬村=は、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊長として、人命救助や遭難事故防止などに貢献。洞澤昭三郎さん=同市=は長年、防犯指導員として治安の維持に尽力した。


朝採り野菜取りそろえ 大町下仲町商店街が金曜朝市

 大町市の下仲町商店街振興組合が毎週金曜日に開いている「新鮮金曜あさ市」が、本通りのアーケードで始まった。地元の農家が多種多様な朝採り野菜を取りそろえ6年目。出店者と客の談笑する声が商店街ににぎやかに響いている。
 市内の農家6人ほどが採れた野菜や山菜などを出店。タマネギやカブ、セリやフキ、タケノコなどが並んだ。出店者は「セリは刻んでしょうゆにつけるといいですね」「このネマガリタケはあくがなくておいしいですよ」など、訪れる客たちと会話を交わしながら、野菜を手渡していた。
「社員子育て応援宣言」 松川草深製作所が村内第1号登録
 松川村細野の半導体組立製造業、草深製作所(草深国芳社長)は3日、県の制度である「社員の子育て応援宣言」に登録した。仕事と子育てが両立できる職場環境づくりを宣言。草深社長は、県中信労政事務所から登録証の交付を受け「子育て応援も含め、心のある企業づくりを進めていきたい」と気持ちを新たにした。村内では初、大北地域では6社目の登録となった。
 同宣言は、子育て応援に関する独自の宣言を掲げ自主的に登録する制度。草深社長は、従業員のうち約3割が子育て世代にあることから、ことし4月ごろから宣言内容を考えるなど登録の準備を進めてきた。
気品ある鮮やか色彩 池田町14日からバラ祭り

 池田町バラ愛好会(村端浩代表)のバラ園=渋田見=が見ごろを迎えている。アンネやベルサイユなど100種約150株のバラが北アルプスを背景に気品ある色鮮やかな花を咲かせている。
 同愛好会バラ祭りは14〜16日、開かれる。村端代表は「みんなで手入れをしてきた。ことしも見事に咲いてくれました」と多くの来園を呼びかけている。
 愛好会メンバーは6日、約1fあるバラ園内で除草や咲き終わりの花つみなど手入れに汗。ことしで2回目を迎えるバラ祭りの開催に向け準備を進めていた。
手作りのみそ造り はくば塾公開講座「実践編」

 白馬村公民館の生涯学習公開講座「はくば塾」がこのほど開講した。「地域発見・村の学びや」をテーマに、村民同士が学び体験しあう場として、「教養編」「実践編」「特別編」の3つを柱に歴史や生活文化などさまざまな視点から学びを深める。
 初回は「実践編」と題し、同村で農家民宿を営む女性らでつくる「白馬村味噌(みそ)漬物生産組合」の組合員の指導で、3日間かけて昔ながらの手作りみその造り方を学んだ。


ゲレンデを美しく 小谷村 スノボー愛好家が清掃ボラ

 小谷村の栂池高原スキー場でこのほど、スキーやスノーボード愛好家「栂池Happy Club」(松澤宏昭代表)による、スキー場のゲレンデ清掃ボランティアが実施された。
 冬シーズンに楽しませてもらったゲレンデを美しくすることで自然への敬意を払い、少しでも恩返しをしようと、毎年続けている活動。ことしで7回目を迎えた。
 参加者は栂の森周辺から、中間駅までの滑走コースやレストハウス周辺までの清掃を実施した。訪れる人が快適に利用できることを願いながら、懸命に取り組んでいた。

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6月の一覧

2013年6月8日(土)付