先輩移住者に触れる 大町暮らし拝見ツアー

 大町市定住促進協働会議は8、9の両日、大町魅力体験ツアーの本年度第1弾「大町暮らし拝見ツアー〜はじめの一歩〜」を大町市内の移住経験者の住宅などで開いた。都会から地方への移住を望む希望者に、大町での移住者の生活を見学してもらうことで実際の生活をイメージし、移住実現につなぐ。
非常時安全に運行再開 JR東日本人身事故想定し訓練
 大糸線沿線を管轄するJR東日本長野支社関係各社による松本地区大町ブロック(ブロック長=赤羽裕文信濃大町駅長)などは3日、異常時総合訓練会を大町市のJR大糸線ヤナバスキー場前駅付近で開いた。JR関係者や消防・警察関係者ら約100人が、事故発生時など非常時の対応を訓練した。
 踏切での人身事故対応訓練では、加蔵踏切で電車に軽トラックがぶつかり、軽トラの搭乗者が投げ出された想定で、列車の急ブレーキや通報、迅速な救助、併発事故の防止や早期運転再開など、関係機関が協力しての事故発生時の対応を確かめた。
元気いっぱい歓声響く 小谷保育園 こいのぼり運動会
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児63人)で5日、1か月遅れの端午の節句にちなんだ「こいのぼり運動会」が開かれた。暑さのなか元気いっぱいに大空を泳ぐこいのぼりに負けないよう、全園児が新年度初の集団競技を楽しんだ。
 玉入れやかけっこ、リレーなどを実施。かけっこでは少しでも速く走ること、リレーや玉入れは友だちと力をあわせて最後まであきらめずに頑張ることを誓って全力で取り組み、存分に体を動かす楽しさを体感した。自分が出場しないときには友だちを力いっぱい応援し、園庭には元気な歓声が響き渡った。
感謝込め地域にお花 大町幼稚園児市内施設へ
 大町市東町の大町幼稚園(早川民次園長)の園児たちは5日、毎年行っている、地域への花のお届けを行った。園児たちは数グループに分かれて、徒歩で市内の警察署や郵便局、JR駅などに出向き、プランターの花を手渡した。
 大町署(森下正一署長)では、白いかわいらしい花をつけたキンギョソウのプランターを手渡し、歌を歌ってお届けした。JR信濃大町駅では、園児たちから西洋マツムシソウなど2種類のプランターを、赤羽裕文駅長が受け取り、「いただいたお花は毎年お客さまに楽しんでいただいています。とてもありがたい」と話していた。
栄村支援の和太鼓 松川でチャリティコンサート
 信濃国松川響岳太鼓や御諏訪太鼓保存会など加盟する県太鼓連盟は8日、県北部地震で被災した栄村を支援する和太鼓チャリティコンサートを松川村のすずの音ホールで開いた。同連盟加盟や趣旨に賛同する県内太鼓8チームが出演、復興の願いを込めた心ゆさぶる太鼓の音色を響かせた。
 大北からは、信濃国松川響岳太鼓、源流美麻太鼓、大町流鏑馬太鼓が参加した。午前と午後の2部で行われた。ともに多くの来場があり、ステージ上で繰り広げられる迫力ある演奏に大きな拍手があがっていた。
 被災地支援チャリティコンサートは今回で5回目。初めて大北地域での開催となった。
出演者、スタップ、来場者から入場料として集めた金額を栄村に寄付する。
ツリー眺望や列車の旅 松川村民号で満喫
 松川村「村民号」(JR東日本団体専用列車いろどり号)で行く「東京スカイツリーとソラマチの旅」がこのほど、行われた。幼児から90代までの村民約100人が参加、国内で最も高いタワーからの眺望や絶えず歌声響く列車の旅に、充実の表情が広がった。
 村民号は午前6時5分、JR信濃松川駅を出発、カラオケなど楽しみながら目的地を目指した。新宿駅では「松川村村民号」の名が表示された列車の到着に、鉄道ファンの注目が集まっていた。
 当日は快晴となり、地上450b天望回廊からの眺めなど東京スカイツリーを満喫した。
 村民号は、大糸線の利用促進や村民交流を目的に毎年、開催し、ことしで4年目を迎える。村や観光協会、議会、商工会など村内各種団体で構成する実行委員会が主催する。
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6月の一覧

2013年6月9日(日)付