新たに始まる海越えた友情 松川と台湾ルーカン友好都市締結 松川村と台湾彰化県ルーカン鎮は12日、友好都市を締結した。調印式はルーカン内のホテルで行われた。松川からは、平林明人村長はじめ18人が参加した。平林明人村長と黄振彦・鎮長は、新たに始まる海を越えた友情に、固く手を取り合った。 平林村長と黄鎮長は、相互訪問促進など掲げた協定書にサインを交わし、青少年を中心とした幅広い国際交流事業に期待を込めた。同村の友好都市締結は国内も含めルーカンが初めて。 同村訪問団は議会や教育、商工、観光など村内各団体代表者ら18人で構成、村友好都市交流推進委員として調印式に出席した。ルーカンとの調印後、国内研修視察を経て15日に帰国する予定だ。 |
地域の安泰と平和願う 大町仁科神社例大祭と慰霊祭 鎌倉時代の武将・仁科盛遠が祭られる大町市平森地区の仁科神社(羽田浩一宮司)でこのほど、例大祭と平地区戦没者慰霊祭が行われた。氏子や遺族会など平地区関係者約50人が参列し、地域の安泰や平和な世を祈願した。 神事では、家元が仁科盛遠公の末えいにあたる茶道宗徧流の大町教室による献茶、仁科の地に古くから伝わる神楽の舞などあった。戦没者慰霊祭では130余柱の英霊を慰めた。 |
反核訴え「平和の火」リレー 大町市役所前で要請書託す 反戦・反核を訴え青年が県内全市町村を走り継ぐ、第26回長野県反核・平和の火リレー(主催=県平和友好祭実行委員会)は11日、大北地域を走った。「原爆も原発もないクリーンな未来を」と訴え、各自治体に平和と反核の取り組みを要請した。 広島市平和公園の「平和の灯(ともしび)」から採火したトーチを手に、労組の若手が小谷村から池田町まで大北を走った。大町市役所前では、憲法9条改正や国防軍創設への反対、オスプレイ配備見直し、脱原発社会実現などを訴える要請書を市に託した。平和の火は次のランナーに受けつがれ、出発した。 トーチは3日に東御市をスタートし、長野地区から大北へ。翌日には安曇野市に託され、松本市や飯田市などを経由し、28日の立科町まで全長1200㌔78自治体を走る。8月9日に長野市松代で行われる第59回長野県平和友好祭典をめざす。 |
自衛隊迫力の演奏堪能 白馬横須賀音楽隊コンサート 白馬村のウイング21ホールを会場に10日、海上自衛隊横須賀音楽隊による「ふれあいコンサートin白馬」が開かれた。同ホール開館15周年を記念し、ウイング21文化シリーズ実行委員会・ウイング21友の会・白馬村自衛隊協力会が企画。 同音楽隊は1954年1月発足、74年4月から横須賀地方総監の直轄部隊として編成。部隊員の士気高揚のための演奏をはじめ、東北から東海地方の広範囲で、国民と自衛隊を結ぶ懸け橋として、幅広い演奏活動を行っている。整理券の配布が数日で完了する人気で、満員の聴衆が迫力ある演奏に酔いしれた。 |
お年寄りと園児競技楽しむ 白馬村 白嶺で白リンピック運動会 白馬村の特別養護老人ホーム白嶺(南沢裕子所長)でこのほど、「第17回白リンピック運動会」が開かれた。増改築により利用者が外出を楽しめるよう、新たに整備された中庭やホールで、入所者のお年寄りたちが紅白に分かれ、体操や玉送り競争などを楽しんだ。 入所者代表が「この大空の下がんばって体を動かし、大いに楽しむことを誓います」と力強く選手宣誓を行い、にぎやかに開幕。しろうま保育園の年長園児47人が招待されて、お年寄りといっしょに競技を体験した。 一列に並んで園児から大玉を受け取り次の人に渡す「大玉送り」、お年寄りが園児からの水風船を受け取る「水風船を届けよう」ゲームなど、大いに盛り上がりながら異世代交流を深めた。 |
ペダル踏みゴール目指す 小谷栂池でヒルクライム 小谷村の栂池高原を自転車で駆け上がり、中部山岳国立公園に指定されている日本有数の高層湿原・栂池自然園をめざすヒルクライムレース「つがいけサイクルクラシック2013」が8、9の両日開かれた。全日本クラスの実業団選手をはじめ、中学生から70代まで、全国各地から900人を超える選手がエントリー。標高差1200㍍、最大勾配10・1%、平均勾配7・0%、全長17㌔の連続登りの過酷なレースに挑んだ。 |
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2013年6月13日(木)付