美麻で子馬生まれる 明るい話題に見学相次ぐ
 大町市美麻二重で農家民宿を営む中島さん宅でこのほど、子馬が生まれ、地域の住民や子どもたち、市民農園の利用者などが見学に訪れている。新しい家族が増え、明るいニュースとして話題となっている。
 生まれた子馬「まるこ」は雄の雑種で、額に丸い白斑があることから中島さんの娘が命名。生まれて2週間ほどの13日には草もはみ始め、母馬によりそい、元気な姿で歩き回っている。
 母馬の「花子」は昨年10月に引き取ったばかりで、そのころには妊娠していたようだ。生まれるまで妊娠には気づかず、「太っているのかと思った」という。生まれた5月30日に中島さんが見つけたときはすでに立ち上がり、馬小屋の外にいて、「最初はカモシカかと思いました。ひとりでよく産んだ。野生の生きる力は強いんですね」と話していた。
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6月の一覧
懸命にラリー プレー楽しむ 白馬ソフトバレーボール春季大会
 白馬ソフトバレーボール春季大会(主管・白馬ソフトバレーボール連盟・北澤国彦大会長)がこのほど、同村ウイング21を会場に開かれた。村内外から29チーム、200人余が参加。男女混合の4人制で予選リーグと決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。
 選手たちは日ごろの練習成果を発揮して、攻守にわたって熱戦を繰り広げた。声を掛け合いながら柔らかいボールを追い、懸命にラリー。鋭いアタックやファインプレーが決まると、ハイタッチをして仲間と喜びあった。試合は終始和気あいあいとした雰囲気で、年配者も若者も一体となってプレーを楽しんでいた。
愛好家自慢の模型披露 白馬ミニトレインパーク運転会
 白馬村和田野のログコテージ・エポック敷地内の「白馬ミニトレインパーク」でこのほど、自作模型の運転会が開かれた。県内外の愛好家が、自慢の自作の鉄道模型30車両余を持ち寄って同施設で披露。人気を集めた。
 実物の10分の1スケールというミニ列車は、細部まで本物そっくりに再現されたつくりで、小さいながら迫力十分。鉄道橋や立体交差、トンネルを有する森林コースを、石炭を燃やして蒸気を上げながら走るSLは臨場感たっぷりで、見学に訪れた来場者の目をくぎ付けにしていた。
山菜採り里山に親しむ 小谷小4、5年生が体験
 小谷村の小谷小学校4、5年生はこのほど、地域の里山で「山菜採り学習」を実施した。自然豊かな村の里山に親しみ、子ども同士が協力して絆を深めることを目的とする伝統行事。地域の人々が大切に守り管理している共有林を特別に開放してもらい、山菜採り名人の北村典司さんを講師にワラビや山ウドなどの山菜採りを体験した。
 「できるだけ大きいものを採り、小さいのは来年に残す。わかっている山菜以外は採らない」といった、山を保全するための大切な決まりごとについて、現地指導を受けながら山菜採りに汗を流した。
土砂災害備え態勢強化 白馬どんぐり地区で大規模訓練

 白馬村どんぐり地区で9日、土砂災害に備えた大規模訓練が行われた。地域住民や村職員、警察、消防団、北安曇地方事務所、姫川砂防事務所など関係機関から約100人が参加。災害発生時における情報伝達手段の確認や避難訓練などで、防災意識の高揚と警戒避難態勢強化を図った。

2013年6月14日(金)付