交流深め心地よい汗 第41回大北地区障がい者運動会

 第41回大北地区障がい者運動会が15日、大町市総合体育館で開かれた。ボランティアら含め大北各地から約400人が参加し、交流を深めながら心地良い汗を流した。
 「一日楽しくプレーします」との力強い選手宣誓で競技はスタート。パン食い競争やハンドボール投げ、大玉転がし、などが行われた。ボランティアや家族、仲間たちと協力するなど会場には笑顔が広がっていた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

6月の一覧
"希少種"自然な姿で 白馬五竜高山植物園が開園
 白馬村の白馬五竜高山植物園が15日、今シーズンの営業を始めた。同園は北アルプスの山並みを望む標高1500b、約5fの広大なスペースに、貴重で希少な白馬岳の高山植物が、自生に近い形で観賞できる。10月ごろまで、300種以上の高山植物の群落を楽しめる。本年度から県内では唯一の、日本植物園協会加盟の施設と希少な高山植物が楽しめる白馬五竜高山植物園なった。寒冷地の気候を生かした高山植物の専門植物園として、全国の植物園と連携をはかりながら、研究・教育的価値を付加した公益性の高い施設づくりをめざしていきたいとしている。
 開園したばかりの園内では早くも高山植物の女王・コマクサをはじめ、ウルップソウ、チングルマ、ハクサンイチゲなどが開花。山ろくより1か月以上遅れて早春の花が盛りを迎え、季節が逆行した気分が体感できる。珍しい白色のシラネアオイや、オープンにあわせてふもとで育てられた、ヒマラヤやヨーロッパアルプスの海外の高山に咲く青いケシも咲き、来場者の目を楽しませている。
赤ちゃんとふれあい 大町西小5年が体験活動
 市立大町西小学校5年1組は12日、総合的な学習・道徳の時間を利用して、人権教育に取り組む、赤ちゃんとのふれあい・かかわり体験活動を同市児童センターで行った。小さな子どもや、その母親との交流で、他者理解を深める目的。
 子育て支援センターの協力で、今年で3年目となる授業。児童らは全6回を通して、相手を思いやる気持ちやマナーなどを学び、コミュニケーション力を高める。2度目のこの日は、前回母親から聞いた、赤ちゃんの好きなおもちゃなどを用意し、担当の親子と交流を図った。
蜜ろう利用し美と健康を 小谷村でクリームづくり
 小谷村の奉納温泉を会場にこのほど、養蜂や自然に詳しい大町市在住の村上とも子さんによる「みつろうクリームづくり」が行われた。養蜂が盛んな同村で、ハチミツ以外の産物・蜜ろうを使って、美と健康をテーマとした観光商品として、昨年から実施。女性を中心に高い人気を集めている。
 蜜ろうは働きバチが巣作りをするとき、腹部から分泌されて作り出されたワックス状のもの。非常に高い保湿・軟化作用があり、化粧品の原料やろうそくなど、さまざまな用途に活用されている。
 ヨモギやササの葉、ドクダミなど、今が盛りの緑豊かな里山の薬草を蜜ろうに加えて香りづけし、オリジナルクリームを作った。「日本らしい、和の香りが良い」と好評だった。
振り込め詐欺防止 池田町でグッズ配布し啓発

 池田町防犯組合や大町署、大北防犯協会連合会などは、年金支給日の14日、同町の厚生連安曇総合病院玄関前で防犯啓発を行った。同組合防犯指導員や同連合会防犯ボランティア「セーフティーサポートチーム」メンバーらが参加し、振り込め詐欺を中心とした特殊詐欺被害防止を呼びかけた。
 参加者たちは、特殊詐欺への注意書きなどが入った防犯グッズを来院者に手渡していった。
本格コースで健脚競う 白馬村と体協ランニング記録会
 白馬村と村体育協会はこのほど、五竜東山クロスカントリーコースで初イベントの「2013白馬ランニング記録会in五竜東山クロスカントリー」を開いた。ランニング愛好家やクロスカントリースキーの選手など、県内外から多数がエントリー。ウッドチップを敷き詰めたランニング専用の本格コースで、日ごろ鍛えた健脚を競った。
 選手はビブナンバー順に、一定間隔で1人ずつスタートし、1`から4`まで年齢別にそれぞれのコースを周回。所要タイムで順位を競った。新しいコースで少しでもいい記録を残そうと力走する姿に、応援する家族や仲間も大きな声援を送っていた。

2013年6月16日(日)付