2013年６月18日付

仲間づくりや生きがいに　八坂地区で高砂大学開講
　大町市八坂公民館の高齢者学級「高砂大学」（勝野一由学級長）は17日、平成25年度の入学式を八坂コミュニティセンターアキツで開いた。八坂地区内の高齢者80人余が年10回の講座を通し、仲間づくりや新たな学びによる生きがいにつなげる。
　初日は入学式で「八坂の歌」を歌った後、八坂駐在所の山本直人所長を講師に交通安全と防犯について学び、交通安全体験車「チャレンジ号」に触れ、ゲームを通じて年齢なりの反射神経や認知能力の実態などを体験した。午後には、地元在住の折り紙作家・布施知子さんの指導で折り紙を学んだ。

統合で校歌記念碑建立　大町高同窓会が総会
　大町高校同窓会（奥村剛会長）は16日、平成25年度総会を、町市の大北農協会館アプロードで開いた。大町高と大町北高校との28年度の統合を控え、記念碑の建立や記念誌の発行など、母校の伝統を残す事業の実施を決めた。同窓会の存続については、北高同窓会との合併の方針で協議を進めているとした。
　記念事業は、高校100周年以降の歩みをまとめた記念誌や、開校から統合までの全同窓生の名簿、記録映像のＤＶＤのセットを会員向けに用意する。記念碑は大町高校歌を刻み、大町高敷地内への建立を学校側に要望している。

小中生夏空の下疾走　大町で大北陸上競技会

　第49回大北陸上競技選手権大会（大北陸上競技協会主催）が16日、大町市運動公園陸上競技場で開かれた。大北地域の小中学生を中心に約４００人が出場、大北一の称号目指し、夏本番を迎えた青空の下を駆け抜けた。
　トラック競技から走り高跳びや砲丸投げなどフィールド競技まで51種目で行われた。30度に迫る炎天下のなか選手たちは全力で疾走。荒い息づかいに観客席で見守る家族や仲間から大きな声援があがっていた。

長寿祝い歓談のひととき　大町常盤地区で敬老会
　大町市常盤地区敬老会（同実行委・常盤公民館主催）が16日、大町温泉郷黒部観光ホテルで行われた。同地区の75歳以上のお年寄り、約２３０人が招待され、地元演芸団体によるステージや、南小マーチングクラブによる演奏アトラクションなどで盛り上がった。
　南小６年生による、おじいちゃんおばあちゃんへの感謝の気持ちなどをつづった作文が朗読され、あすなろ保育園児が事前に録音した、メッセージテープが流された。子どもたちから、３人の代表者へ花束が贈呈され宴会がスタート。招待客らは、大正琴の音色や、舞踊などを見て食事を楽しみ、歓談のひとときを過ごしていた。

伝統文化伝承へ　小谷織り姫養成塾
　小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」主催による織り姫養成塾が今月から、おたり名産館でスタートした。
　ぼろ織りは昔の着物や野良着などの古布を細く裂き、はた織り機で新たな布を織り込む昔ながらの伝統工芸。養成塾は優れた村の伝統文化を若い世代へ伝承し、現代の新しい感覚で発展・活用する人材の育成と、ぼろ織りを通じた村内外の人々との交流の場づくりをめざし、毎年開かれている。

真剣勝負に活気あふれる　松川で16分館対抗球技大会

　平成25年度松川村分館対抗球技大会（松川村公民館主催）が16日、松川中学校校庭など村内５会場で開かれた。合同チームを含め村内16分館を代表した総勢約６００人の選手が出場し、ソフトボールやワンバウンドふらば～るバレー、マレットゴルフの３種目で争った。各会場とも、大きな声援があがるなど活気にあふれていた。
　同大会は、健康増進や交流を目的とした恒例行事。笑みをのぞかせながらも真剣勝負で、盛り上がりを見せた。