2013年６月21日付

伝統食や文化継承　おたり食実践塾

　小谷村中土の観光交流センター・やまつばきを会場にこのほど、「第12回おたり食実践塾」が開かれた。次世代に向けた伝統食や生活文化の継承などを目的に、農村女性らで構成する「小谷村の食と農を考える集い」と同村役場特産推進室が企画。「春の香りを味わう・山の恵み料理」をテーマに､旬の山菜の保存法と調理法を学んだ。

田んぼの生きもの触れる　松川安曇食健連が観察会
　「田んぼの生きもの観察会とお話～生きものと私たち、命はつながっている～」（安曇地域食健連主催）がこのほど、松川村の無農薬有機農家、宮田兼任さんの田んぼで行われた。近隣から親子連れなど31人が参加し、田んぼの生きものと触れ合った。
　参加者は網を持って田んぼに入り、虫やカエルなどを捕まえ、図鑑と突き合わせながら名前を１つずつ調べた。ゲンゴロウやヤゴ、イモリなど10種類以上の生きものを観察した。子どもたちは虫めがねや顕微鏡をのぞき込み、小さな生きものたちを熱心に観察していた。

マレット練習成果競う　大町八坂で支所長杯大会

　大町市の八坂マレットゴルフクラブ(越山芳治会長・会員40人)主催の「第８回八坂支所長杯マレット大会」が15日、同地区の大平マレットゴルフ場で開かれた。
　大会は「旧八坂村長杯」で、平成18年に大町市と合併し支所長杯と改称して継続している。
　林間コースに会員約30人が参加。竹本明信支所長が激励のことばを送ったあと、27ホール・パー１０８のストロークプレーで競技を行い、日ごろの練習の成果を競った。

親のやりすぎ防止法　白馬　山崎先生と語る会

　白馬村の子育て支援ルームでこのほど、心理カウンセラーの山崎雅保さんによる「山崎先生と語る会」が開かれた。小さな子どもを持つ母親ら多数が参加。「ついやってしまう親のやりすぎ防止法」をテーマに、子育てについての悩みや不安を解消するためのアドバイスに耳を傾けた。
　同講座は子育て中の若い母親らに、楽しみながら子育て生活を送ってもらい、子育てを社会全体で支援しようと、毎年開かれている。

初夏らしい　〝梅雨の花〟　きょう｢夏至｣　タチアオイ開花
　21日は、二十四節気の一つ「夏至」。一年中で最も昼が長く、夜が短いとされる。白馬村では、梅雨の花として知られるタチアオイが開花の時期を迎え、初夏らしい光景をつくりあげている。
　この花は、梅雨の時期に下から順番に花が開き、梅雨が明ける頃にはまっすぐ伸びた茎の先端まで咲きそろうと言われている。
　長野地方気象台によると、大北地域では、西日本から東日本にかけて梅雨前線が太平洋側に停滞している影響で曇りの予報。台風４号が午前９時に九州南部に達し、東よりに進路をとると予想されているが、北寄りに進んだ場合、天候が大きく崩れるとみられる。
　今後１週間は梅雨前線の影響で、曇りがちの天気が続くとみられる。