現代舞踊迫力のステージ 大町田村研究所が公演
 田村尚子舞踊研究所大町支部は23日、第51回モダンダンス公演(大糸タイムス社など後援)を大町市文化会館で開いた。現代舞踊家・田村さんや、松本本部と大町支部の講師、生徒らが迫力あるステージを披露した。
 ことしは伝統の日本民謡を管弦楽で構成した現代舞踊「管弦楽のための日本民謡」などを上演。田村さん創作の「喜遊曲」では、華やかな衣装をまとった出演者たちが、尺八奏者・奥田敦也さんの演奏にのせて、「飾り気がない遊びの感覚」を全身を使って表現していた。 
白馬村消防団
 白馬村消防団(丸山和之団長)は23日、平成25年度の消防ポンプ操法大会を同村松川ヘリポートを会場に開いた。村内の3分団から選抜された精鋭たちが、小型ポンプ操法、ポンプ自動車操法、放水の3つの競技で日ごろの訓練の成果を競い合った。
 丸山団長は「日ごろの訓練は団員の士気向上と、有事に際し役立つもの。大会ではその成果を十分に発揮し、仲間に感謝しながら精一杯競技してください」と激励。選手を代表し北部分団Bチームの峯村真市団員が「消防団魂を胸に、悔いの残らぬよう力の限り競技することを誓います」と力強く選手宣誓を行った。
 暑さの中、長期間にわたり厳しい訓練を重ねてきた団員は、選手も仲間たちも心を一つにして、優勝めざし競い合った。卓越した技術と統率力が発揮され、同団の士気の高揚と団結力の強化、地域防災力の向上に大きな成果を果たしたようすだった。
ボランティアで地域へ感謝 大町大北建設労組が「住宅デー」
 大北建設労働組合(丸山更組合長)は23日、地域への感謝を込めた第36回「住宅デー」を管内各市町村で開いた。建設業に携わる専門家が技能を生かし、公共施設や独居老人宅の補修工事、住宅相談などボランティアで取り組んだ。
 大町市常盤のあすなろ保育園では、組合員たちが「地域に少しでも役立てば」と遊具の補修に汗を流した。塗装が剥がれたジャングルジムや跳び箱に、はけなどを使って丁寧にペンキを塗っていた。
 イベントは組合員の仕事や技能を地域住民に理解してもらおうと続けられている恒例行事。ことしは建築士や増改築相談員らが、4市町村に設けられた9会場で、住宅の補修やメンテナンスなど来場者の相談に応じていた。
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6月の一覧
生命財産守るため 消防ポンプ操法大会
松川村消防団
 松川村消防団(中村勝団長)は23日、ポンプ操法大会を松川中学校校庭で開いた。5分団からポンプ車操法に3チーム、小型ポンプ操法に4チームが出場し、村民の生命と財産を火災から守るため訓練してきた、消火技術の成果を競った。
 団員たちは住民や家族が見守るなか、きびきびとした動きでホースを延長し、火災現場を想定した的を目がけて放水。優勝を目指して、俊敏性や正確性などを競った。
 村内で7月7日、大北地区消防ポンプ操法大会が、高瀬川河川敷グラウンドで開催される。
 中村団長は「訓練の成果を発表し、団員の技術向上を図るポンプ操法大会。地元開催の大北大会で、優秀な成績を収めたい」と話した。
ご当地体操で村を元気に 小谷村体協企画し完成披露会

 小谷村体育協会が村を元気にしたいという思いで企画した、村オリジナルのご当地体操がこのほど完成した。23日は小谷小学校体育館で完成披露会が開かれ、120人余の幅広い世代が参加して、創作体操で楽しく体を動かした。
 体操は「昔は学校や地域でラジオ体操を健康づくりに役立てていたが、今は衰退化しているようだ。体を動かせるもので地域のつながり作りになるものがあればいいね」との、体協メンバーの声がきっかけで誕生した。
交通安全や特殊詐欺学ぶ 大北地区賛助会高齢者向け講座

 シニア大学大北学部の卒業生を中心に活動する県長寿社会開発センター大北支部の大北地区賛助会は21日、本年度第1回の会員講座を大町市総合福祉センターで開き、交通安全や防犯を学んだ。
 地域の高齢者約40人が参加。講座では、大町警察署交通課の西谷剛史係長が身近な交通安全や、近年被害が広がっている特殊詐欺などの注意を呼び掛けた。

2013年6月25日(火)付