2013年６月27日付

学生の手で〝大町〟商品に　長野の専門学校生市長に報告会
　長野市のデザイン専門学校・ＯＫＡ学園トータルデザインアカデミーでマーケティングを学ぶファッション科・デザインビジネス科２年生の学生は、「おもてなしのまち　大町ブランディングプロジェクト」として大町市の活性化につながる商品企画に取り組んでいる。学生たちは25日、報告会で牛越徹市長と面談し、昨年の取り組みで企画した弁当などの試作品を披露した。
　同校では学生の技術と知識を地域貢献につなごうと、一昨年、市内の信濃大町草木染研究会（猪又毅会長）と協力しアヤメを用いた草木染の商品化に着手。昨年はさらに幅広い大町の魅力にテーマを広げ、アヤメ染めの和紙レターセットやオリジナル湯飲み、弁当やスイーツなどの企画を立てた。今後は流通に届く商品化を目指して取り組む。

幻想光の乱舞ことしも　池田29日から花見ホタル祭
　ホタルが舞い始めた池田町花見地区で29日から「第15回花見ホタル祭」が始まる。水路周辺の環境整備や養殖放流活動を続ける地区住民有志でつくる花見ホタルの里づくりの会の丸山隆盛会長は「幼虫の上陸も昨年以上にあった」と今年に期待。地区を流れる約２５０㍍の水路を中心に暗闇に浮かぶ幻想的な光の乱舞が楽しめそうだ。
　同地区水路では今週に入りホタルが舞い始めた。同祭期間中の７月６日までの間に最盛期を迎えそうだ。地区住民たちは実行委員会組織を立ち上げるなか連日、開催に向けた準備を進めている。

夏本番前　プール開き　松川北保育園　歓声あげ水と親しむ

　夏本番を前に、松川村・池田町の各保育園ではプール開きが相次いで行われている。松川村の北保育園（北村弥生園長、園児１０４人）は25日にプール開きを行った。

社会人としてのマナーを　池田工定時制が職場体験

　池田町の池田工業高校定時制の生徒26人がこのほど、近隣の福祉施設や商業施設で職場体験を行った。１年生５人は池田保育園を訪問し、園児らと交流を図った。
　全園児が園歌で生徒らを歓迎し、リズムをとりながら園を紹介した。生徒と年長児がそれぞれ自己紹介を行った後、ジャンケンゲームで盛り上がった。ジャンケンで負けたチームが勝ったチームに連なっていくゲームに夢中になり、あちこちで歓声があがり笑顔が広がっていた。

ペアでゲーム楽しむ　高瀬中と安曇養護交流
　池田町の高瀬中学校１年生と安曇養護学校中学部の生徒がこのほど、同養護学校で交流した。同中学校１年生の１クラスと同中学部の同世代の生徒らが年に４回、両校を行き来しながら交流を深めている。
　61人の生徒が参加した。お互いに自己紹介をした後ペアを作り、養護学校の生徒らが学校案内をした。立体パズルやボールを使ったゲームで交流し、ペアの生徒は息を合わせ、協力しながら楽しんだ。生徒らは初めは緊張していた様子だったが、時間とともに打ち解け表情が緩んでいた。