絆運動会でふれあい 大町市 SANBAの会がフェスタ
 大町市のSANBAの会(宮崎ひでみ代表)は29日、第6回「健やかファミリーふれあいフェスタin大町」を市総合福祉センターで開いた。親子連れなど約70人が「絆運動会 ファミリンピック」などの催しで、世代や家庭を超えて体を動かし、触れ合った。
 ファミリンピックは、普段運動がなかなかできない母親や高齢者が楽しく交流しながら体を動かせるようにと企画。赤ちゃんを抱えて座ったままおしりで移動する「ペルビックウォーク」リレー、2人で赤ちゃんをタオルでぶら下げて競走する「汽車ぽっぽタオル」、ハイハイ競走など、赤ちゃんを中心に父親や祖父母、友人らが交わり体を動かし、会場には笑い声がこぼれた。
協働で美麻の 市道草刈り奉仕
 大町市美麻地区の建設業者7社でつくる「土尻会」(伊藤健二会長)などは29日、地区内の市道で草刈りボランティア作業を実施した。地域の道を整備する、旧村時代から続く官民共同の奉仕作業に汗を流した。
 各社からの2人ずつの14人や市の美麻関係職員、美麻地域づくり会議のボラら約40人が参加。市道蟻坂線などの地域の道路で、道端の草などを刈り取った。
 ボランティア作業は、当初は業者たちが、普段の仕事などで世話になっている道路をきれいにしようと、昭和50年代に始まった。ボラの輪が職員や地域住民に広がり、合併後も続いている。
森林セラピー五感使い 韓国の視察団小谷村訪問

 2018年冬季五輪開催地・韓国平昌(ピョンチャン)郡の、森林セラピー視察団が27日、小谷村を訪れた。平昌は五輪開催後の地域づくりと観光振興の一環として森林セラピーの導入に取り組む。スキーを通じて白馬村を中心とした大北地域と長年交流しているのが縁で、森林セラピー基地に認定されている小谷村の取り組みを、今後の事業展開の参考にしようと、視察を決めたという。
地元アイリスに声援 北アJr.カップソフト大会
 第7回北アルプスジュニアソフトボールカップが29日、池田町の高瀬中学校グラウンドで開かれた。県内の小学生女子ソフトボール7チームが出場、熱戦を繰り広げた。地元池田町のチーム「あづみ野アイリス」は強豪相手に大量失点で初戦敗退となったが、常に全力疾走するなどあきらめないプレーで会場を沸かせた。
 同大会は、あづみ野アイリス保護者会が主催。7チームによるトーナメント戦で争われた。
 アイリス初戦の相手は長野市の川中島サンデーガールズ。相手ピッチャーの速球にてこずったが、回を重ねるにつれ、アウトながらもバットの芯で捉えるようになるなど対応能力の高さを見せた。守備では、強い打球を身体で止めるなど闘志あふれるプレーも披露した。
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6月の一覧
浅原六朗の故郷に歌声 池田町 童謡碑建立50周年記念
 第32回てるてる坊主童謡まつり(池田町教育委員会主催)は29日、町公民館で開かれた。てるてる坊主童謡碑が八幡神社境内に建立され今年で50周年を迎え、節目の音楽祭典となった。地元の子どもたちやコーラスグループなど出演し、てるてる坊主作詞者の浅原六朗(1895〜1977)の故郷に歌声を響かせた。
 ステージは、童謡から人気の歌謡曲までさまざま。ぜんまい式蓄音機を使ったSPレコードによるてるてる坊主演奏などもあった。
子どもたちの歌声や懐かしい音源に来場者から大きな拍手があがっていた。
魅力ある地域に向け発表 白馬商工会マネジメント塾
 白馬村の白馬商工会は27日、村内宿泊施設を対象にした、初めての「マネジメント塾」を白馬商工会館で開講した。受講者18人が11月までの期間中、互いに意見を交わしながら魅力ある施設や観光地づくりを考え、地域に向けて発表する。
 初回は高級リゾートのサービスマネジャーなどを務めた中小企業診断士・坂本洋さんを講師に、参加者が「住みたくなる白馬」をテーマに話しあった。自然や休日の過ごし方など地域の観光資源を取り上げながら、ターゲット層や売り込み方を検討した。
 講座は商工会が、地域に根付いた宿泊業のサービス向上を通じた、観光産業の底上げを図ろうと企画。本年度は「基礎編」として、冬の観光シーズンでの実践を目指し、来年度以降、地域ぐるみの取り組みにつなげるねらい。

2013年6月30日(日)付