神事で環境保全祈願 大町で水道水源感謝祭

 大町市は2日、水道水源感謝祭を居谷里水源内の八坂神社奥社で開いた。清水が湧く深い森に囲まれた、市の水道水を供給する水源地で、生活・産業・防災に欠かせない水の恵みに感謝し、水環境の安全を祈った。
 式典には市や市議会、市消防団、水利関係者、水道事業協同組合、連合自治会などから約50人が参加。湧水が流れる中、居谷里の天王沢に水神としてまつられた神殿で神事を行い、玉串をささげ献杯した。
色とりどりの花畑描く 美麻小中 美術祭向けワークショップ
 木崎湖畔を中心に、大町市内各所の会場を結んで開催する「原始感覚美術祭(神原三保子実行委員長)」に向けて、美麻小中学校(塩原雅由校長)で28日、美術作品を全校の子どもたちが描く、ワークショップが行われた。約80人の子どもたちが、美術家の青島左門さんとともに、色とりどりの花畑を描いた。
 青島さんのリードで、これまで見たこともないようなきれいな花畑を心に思い浮かべ、ワークショップがスタート。1、2時限目を利用して描き始めた小学1年〜4年生は、ペットボトルに用意された20色のポスターカラーを使い、縦2・5b、横3・5bの真っ白な綿の布に、思いおもいの花を咲かせていた。
町を巡り魅力再発見 池田町公民館の学び塾
 池田町公民館主催の平成25年度第1回いけだ学び塾「池田町の魅力発見」が29日に行われた。塾生10人が参加し、町中を巡りながら、魅力を再発見した。
 塾生は、公民館で開かれた「てるてる坊主童謡まつり」を鑑賞し、童謡と子どもたちの元気な歌声に耳を傾けた。昭和の玩具を集めた2丁目の浅原利一さんのコレクション、「生駒屋玩具博物館」を見学。浅原さんの話を聞きながら、懐かしい玩具の数々に感心した様子で見入っていた。
 北アルプス展望美術館を訪れ、北アルプスを一望する絶景を満喫した後、「世界のアートな木の玩具展」を鑑賞。世界各地の玩具文化に触れた。
観光交流で地域振興を 小谷村町田市と協定締結

 小谷村はこのほど、東京都町田市の観光コンベクション協会と観光交流協定を締結した。観光交流協定は、観光を中心とした経済交流を促進して友好を深め、相互の地域振興を図るのが目的。
 小谷村は以前から地域おこしにフットサルを取り入れており、町田市に拠点を置く全国リーグ「ASVペスカドーラ町田」との民間交流が縁で実現した。同協会が他市町村と締結するのは初めてという。
地域と一体 段ボールアート 白馬高 しろうま祭6、7日一般公開
 白馬高校は6、7の両日、第62回しろうま祭を一般公開する。「O.A.(オンエアー)72時間生放送」をテーマに、生徒たちの取り組みを地域住民に見てもらおうと、来場を呼び掛けている。
 全校企画では白馬三山の山並みを模した段ボールアートに、全校生徒155人の顔写真を並べる。一般公開で来場者にメッセージを書き込んでもらい、地域と学校が一体となった作品を作り上げる。文化祭終了後に一般に向けて、完成品を公開する予定だ。
 一般公開は6日午後零時45分から、7日が午前10時から開場。校内で集めたスタンプに応じて商品が贈られスタンプラリーや、同校ならではの授業を生かした展示など、さまざまな企画で、来場者を迎える。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

7月の一覧

2013年7月3日(水)付


16種目1200人が成果競う 大町 市民スポーツ祭始まる
 大町市の市民スポーツ祭夏季大会は30日、大町市運動公園など市内各地の体育施設で始まった。16種目の競技に市民1200人が参加し、日ごろの練習の成果を競い合った。
 初日は運動公園陸上競技場で開会式が開かれ、各競技に出場する選手が並んで入場行進。ソフトボールの俵町チーム・唐沢俊明主将が選手宣誓した。各会場でソフトバレーやゲートボール、弓道などの競技が始まり、選手たちは家族や仲間の声援を受けて元気にプレーした。