「地域おこし協力隊」増員 小谷村課題解決の即戦力に 国が支援している「地域おこし協力隊」を積極的に取り入れている小谷村は本年度から、地域の課題解決に向けた村・地域づくりをさらに推進するため、即戦力となる地域おこし協力隊員・集落支援員を大幅増員。1日は自然エネルギーと、白馬乗鞍地区の活性化に取り組む2人が着任し、松本久志村長から辞令が交付された。村特産推進室は総勢22人となり、県内でも有数の地域おこし協力隊・集落支援員を置く村組織として、新たなスタートを切った。 |
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感性や芸術で地域再生 北ア展望美術館・新美館長講演 北アルプス展望美術館(池田町立美術館)館長の新美康明さんの講演会「世界の地域再生、そして安曇野」(安曇野・地域づくりと地域ブランド研究会主催)がこのほど、穂高神社参集殿で行われた。感性や芸術を生かした地域づくりをテーマに講演した。 |
事故ゼロ願い標識磨く 県交安環境施設協がボラ 県交通安全環境施設協会(矢木健一会長)の大北管内4社は1日、道路標識や反射鏡などの清掃ボランティア作業を大町・北安曇の国道と県道で行った。交通事故ゼロを願い、総延長145`余の標識を磨いた。 作業は国道147・148号や大町明科線・長野大町線などの主要路線、アルペンルートにつながる県道扇沢大町線など観光路線で実施。作業員は安全に注意しながらワイパーや放水で標識を磨きあげ、向きやゆがみなどを直し、見やすくわかりやすい標識を取り戻した。 同協会は交通安全施設設置工事にかかわる各社で構成。道路の安全を守る標識の視認性の向上を図ろうと、昭和63年から毎年ボランティア活動を重ねている。全県で地方事務所管内ごとに1日から実施している。 |
安心安全な社会へ結束 池田町松川村社会を明るくする運動 法務省が主唱する「第63回社会を明るくする運動」の池田町・松川村地区研修会(池田町、松川村、両町村保護司会主催)が2日、池田町公民館で開かれた。両地区の関係者ら約220人が参加、中学生による作文発表などが行われ、犯罪や非行のない安心安全な地域づくりに結束した。 |
観光の玄関口に虹の花 白馬高生花三昧合わせ設置 白馬高校は1日、夏期観光のメーンイベント「白馬Alps花三昧」の開幕にあわせ、JR白馬駅前ロータリーに花のプランターを設置した。イベントへの協力を通じて地域に貢献しようと、虹をモチーフに色とりどりの花を観光の玄関口に並べた。 同校は花三昧の会場の一つ、白馬岩岳ゆり園からユリの花を寄贈され、感謝の気持ちを込めて、イベントへの協力を企画。アルプスコースで「環境」を学ぶ生徒たちが参加し、花を飾る木製台の制作から、プランターへの定植、飾り付けまでを行った。 駅前では雨がばらつくなか、生徒や教諭、イベントの実行委員ら約20人が、観光客を花で出迎えようと作業に汗を流し、ベゴニアやブルーサルビアなど約660株を植えたプランターを色ごとに整然と並べていた。 |
統合前に記念誌発行へ 大町北高同窓会が総会 大町北高校同窓会(佐藤節子会長)は30日、同校会議室で本年度の総会を開いた。講演では、曹洞宗天正寺の市川秀乗住職を講師に、伝統を伝え残す大切なことを学んだ。 市川住職は「おき忘れたこころ」と題し、日本の伝統やお年寄りを尊敬する気持ちなどが、世の中が便利になる中で忘れかけられていると指摘。人は生まれたときから誰かに迷惑をかける存在とし、だからこそ、人と人のつながりを感じる感謝の心が大切で、「感謝できる人が幸せになれます」と説いた。 統合再編が近付く同校について、「名前が変わっても伝えるものがある限り伝統は続く。つらいことや悲しいことが、人を思うやさしさに代わる。大町北高の名前が無くなっても、皆さんがここで学んだことや思いを後世に伝えることが伝統です」と呼び掛けた。 新年度事業では、平成28年の大町新校統合再編を前に、同校の記録を残そうと、27年度中に記念誌を発行することを決めた。 |
2013年7月4日(木)付