交流通し絆深めて メンドシーノ訪問団到着
 大町市と姉妹都市を結ぶ米国カリフォルニア州メンドシーノとの相互交流で、米国からの訪問団は5日、大町市に到着した。美麻支所では歓迎会が開かれ、滞在期間中に受け入れるホームステイで受け入れる住民や交流実行委員、子どもたちがあたたかな笑顔で迎えた。
 ことしは子ども14人と大人7人、芸術交流するアーティスト2人の計23人が訪問。美麻には6日間滞在し、太鼓づくりや学校訪問などで交流を深める。到着した訪問団は七夕に合わせ、「LOVE&PEACE」などの願いを記した短冊を笹の葉につるした。ボランティアや美麻小中学校PTAが持ち寄った手作りの料理を囲み、心づくしで歓迎。美麻小児童がデザインしたTシャツをプレゼントした。
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7月の一覧
台湾の友好都市理解 松川村ルーカン訪問団が報告会

 松川村初となる友好都市協定調印のため、台湾鹿港(ルーカン)に渡った訪問団が5日、村職員らを対象にした報告会を村役場で開いた。海を越えた将来的なパートナーに理解を深めてもらおうと、現地の歴史や文化を写真などを交えて紹介した。
 村は来年3月、国際感覚豊かな人材育成を目指し、松川中学校の生徒有志をルーカンへ派遣する。各分野から参加した訪問団のメンバーが報告会で、高い教育水準や健康への安全面、友好的な国民性などアピールし、海外派遣事業の成功を祈った。
夢追う大切さ伝える 美麻小中学校 元サッカー日本代表水沼氏

 大町市の美麻小中学校で5日、日本サッカー協会のJFAこころのプロジェクト「夢の教室」が開かれた。元サッカー日本代表の水沼貴史氏が講師を務め、小学5、6年生25人にチームワークや夢を追いかける大切さを伝えた。
 水沼氏は昭和54年のFIFAワールドユース大会の日本代表やJリーグの横浜マリノスなどで活躍した名選手で、引退後もサッカー解説者やコーチ・監督として活躍を重ねてきた。
地域の絆ミニバレー25年 JAおたり女性部が大会

 JA大北おたり支所女性部の南小谷支部(千国礼子支部長)、中土支部(早津妙子支部長)、北小谷支部(内山敏子支部長)の3支部合同の「JA大北おたり地区ミニバレーボール大会」がこのほど、小谷小学校体育館で開かれた。3支部の女性部員がスポーツで交流する、恒例事業。ことしは25年の記念の節目を迎えた。村内各地区から12チーム、150人余が参加して、ミニバレーボールで仲間や地域の絆を深めた。
「生かせば資源」再利用 白馬村女性有志がバザー
 白馬村の女性有志でつくる「タンテの会」はこのほど、同村役場多目的ホールで「リサイクルバザー」を開いた。
 家庭で眠っている品を「生かせば資源」と、一堂に集めて必要な人に安価で提供する取り組み。
 再利用してもらう活動を通じ、地域の人々にものを大切にする意識をはぐくみ、さらにゴミを減らして地球環境を守ることに役立てることを目的にしている。
 食料品や小物、衣類などをはじめ、手作り品・食品など多数の出店があった。来場者が掘り出しものを求めて気に入った商品を購入したり、出店者と交流したりと、会場は多くの人々で一日中にぎわった。
自然とスポーツ満喫 白馬里山ノルディックウオーク
 白馬村の白馬総合型地域スポーツクラブと村体育協会主催の健康スポーツプログラム「里山ノルディックウオーク」の第2回目がこのほど実施された。自然豊かな村内の里山を、1日4時間かけてじっくりとウオーキングする人気企画。今回はウイング21から姫川源流公園まで往復し、初夏の自然とスポーツを満喫した。
 一行はウイング21を出発し、東山ランニングコースの川沿いをさかのぼり、姫川源流の親海湿原をめざした。一帯は貴重な自然環境が形成され、日本の名水百選にも指定される場所。こんこんとわき出る清流に揺れる水中花バイカモ、美しい緑に心を癒やし、帰りは塩の道を北上し、塩の道の名所・旧跡を見ながら郷土の歴史にもふれた。参加者からは「白馬の村の良さを再発見する機会にもなった」と好評だった。

2013年7月7日(日)付