美麻小中校 メンドシーノ訪問団と交流
 大町市を5日から訪問中の同市姉妹都市・米国カリフォルニア州メンドシーノ訪問団が8日、美麻小中学校を訪れ、一日交流の時間を過ごした。同校の5・6・7年生(中学1年)が中心となり、おけ太鼓の組み立てや、祭りなどを取り仕切り、海の向こうからの来客をもてなした。
 6日に行われたクラフト交流で、胴部分に絵付けをしたおけ太鼓を、源流美麻太鼓の合津富吉会長の指導で組み立てた。太鼓作りでの交流は平成21年に引き続き2回目。子どもたちは8つのグループに分かれて、日本の四季や自然などを描いた太鼓を、協力しあいながらひもを使って組み上げた。
 太鼓が組みあがると、あちらこちらで演奏が始まり、笑顔がこぼれていた。日ごろの練習の成果を披露する児童や、教えあう場面も見られ、太鼓を介して異国交流の輪が広がっていた。
地域住民とふれあい 大町銀松苑で納涼祭
 社会福祉法人れんげ福祉会が運営する大町市常盤の銀松苑で6日、恒例の納涼祭が行われた。会場となった施設駐車場では、地元音楽家によるステージなどがあり、利用者や施設スタッフ、地域住民のふれあいの場は盛り上がりを見せた。
 目の前で繰り広げられるシンセサイザー奏者の影武者や源流美麻太鼓、第一中学校吹奏楽部などのステージに利用者たちは大きな拍手を送っていた。さまざまな出店にも多くの人だかりができていた。
ボランティアに実技講習 松川中生ちひろ美術館で
 松川村の松川中学校(小幡泰俊校長)で安曇野ちひろ美術館ボランティアの実技講習会が3、4の両日行われた。同ボランティアは、希望する生徒が夏休み期間中、同美術館で水彩技法「にじみ絵」体験のアシスタントを務める。160人の生徒が参加した。
 同館職員がにじみ技法のやり方を実演しながら説明。生徒らは、ぬらした紙に絵の具をにじませて思い思いの模様を描き、カードを作った。ほとんどがボランティア経験者という2、3年生は、体験を通して再確認していた。絵本作家の展覧会に合わせたワークショップのボランティア講習も行った。紙を工作して、絵本を題材にした作品づくりを体験した。
お年寄りとボラ親睦 松川はつらつレク交流会
 第37回松川村はつらつレクリエーション交流会(松川村・村社会福祉協議会主催)が6日、グリーンワークまつかわ多目的ホールで開かれた。村内の60歳以上とボランティアら約320人が参加し、缶積みリレーなどユニークな競技を通じて、親睦を深め心地よい汗を流した。
 仲間の声援を受けながら真剣な表情で競技に向かう場面もあるなど会場は熱気に包まれ、盛り上がりを見せた。
 アトラクションでは、信濃国松川響岳太鼓子ども会による演奏があり、迫力ある太鼓の音色に大きな拍手があがっていた。
地域に学校魅力アピール 白馬高校「しろうま祭」
 白馬村の白馬高校の文化祭「しろうま祭」が開催され、6、7の2日間、一般公開された。再編が危惧される同校の存続に向け、魅力ある地域校として地域から大きな関心が寄せられる中、白馬高生の力を発揮する機会としてテーマを「O.A〜72時間生放送〜」に掲げた。キャストは生徒全員、を合言葉に、学年や部活動の日ごろの学習の成果を展示発表したり、ステージ発表で盛り上げ、地域住民に白馬高校の魅力をアピールした。
 開会式では全校企画の段ボールアート「白馬三山と校章」が披露された。雄大な白馬三山の中に、全校生徒の顔写真を使って白馬高の校章を描いた大作。段ボールアートはそのまま来場者に自由な思いを書いてもらう「寄せ書きコーナー」となった。「最高のしろうま祭にしよう」「白馬高校サイコー!」など、生徒や地域住民から多数のメッセージが寄せられ、地域との絆を強めていた。
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7月の一覧
ラベンダー花摘み楽しむ 大町のたけのこ保育園児

 大町市八坂のたけのこ保育園(小山実智江園長)はこのほど、八坂野平のラベンダー園へ出かけ、ラベンダーの花摘みを行った。
 同園の全園児13人と保護者、野平地区(坂井一久会長)の人らも大勢参加。天候にも恵まれ、はさみを手にした母親らと、花を手いっぱいに持った子どもたちは、花の優しい香りにつつまれながら、和やかに花摘みを楽しんでいた。

2013年7月9日(火)付