2013年７月19日付

参院選投票呼びかけ　大町市女団連　大型店前で啓発

　21日の参議院選挙の投票日を前に、大町市女性団体連絡協議会（太田光子会長）は17日、アップルランドデリシア大町駅前店で選挙の投票を呼び掛ける啓発活動を初めて行った。
　女団連の役員８人が店頭で、「棄権はあなたの権利を放棄することになります。あなたの一票で国政に参加しましょう」と書かれたビラを来店者に手渡し、一票を生かすようを呼び掛けた。

高齢者に学びＧＢ全国へ　大町八坂中チーム健闘誓う
　大町市の八坂中学校２、３年生でつくるゲートボールチーム「八坂キッズＡ」は、８月３日から４日、埼玉県で開かれる内閣総理大臣杯「第18回全国ジュニアゲートボール大会」に出場する。同校からの全国出場は、平成21年に続き２度目。16日、生徒代表が市役所を表敬訪問し、地域の高齢者から学んだ技術で全国での健闘を誓った。
　同チームは３年生３人、２年生５人の８人。監督の深澤勝敬さんをはじめ、地域の高齢者から手ほどきを受けている。昨年11月に開かれた第17回県ジュニアゲートボール大会で優勝。県代表としての出場権を得た。

農業の６次産業化施設　白馬村ティーエム　｢農かふぇ｣きょうオープン

　白馬村の農業法人・ティーエム（津滝俊幸社長）は19日、農家レストランと直売所を併設した「農かふぇ白馬そだち」を、飯森地区に本格オープンする。農産物の生産から加工、販売までを一体化した農業の６次産業化を図り、農家と消費者を直接つなぐ施設にしようと、自社栽培の野菜などを使った郷土食などを提供する。

流鏑馬太鼓が奉納演奏　若一王子神社舞台などは27､28日に

　大町市の若一王子神社は17日、ことしの例大祭の神事を行った。流鏑馬（やぶさめ）太鼓が奉納の太鼓演奏を披露した。
　神事には氏子総代や各地区の年番代表らが集い、玉串をささげた。太鼓の奉納は、「流鏑馬」の三字から題をとり、祭りの様子を再現した「流し打ち」「鏑（かぶら）打ち」、「お馬返し」などを演奏。境内に威勢のいい掛け声と拍子が響いた。

小谷村伊折住民主体で　｢ゆきわり草｣本格運営
　小谷村伊折の体験交流施設「ゆきわり草」がこのほど、住民主体による本格的な運営を始めた。ＪＲ東日本と連携し「快速リゾートビューふるさとで行く大糸線の夏」のお楽しみイベントの一つでツアーの受け入れを開始。地元女性の作る里山料理と夏野菜収穫体験が、参加者を喜ばせている。
　伊折地区は高齢化・過疎化が進む集落の再生をめざし、参加者が共同で農業を続けながら荒廃農地の解消をはかっている。都市と田舎の交流事業にも積極的に取り組む。
　これまでに培った経験を生かし、ゆきわり草を都市と農村交流や地域活動の拠点にしながら、集落維持をはかっていきたいとしている。