参院選きょう投開票 長野選挙区は2人改選 第23回参議院議員選挙は21日、投開票日を迎える。長野県区(改選数2)に対し現職2氏・新人4氏の6氏が立候補。経済対策やTPP問題、原発とエネルギー政策などを争点に、舌戦が繰り広げられている。 国政の行方を占う大事な選挙として、県や市町村の職員や明るい選挙推進協議会関係者などは期間中、各地で街頭啓発し、投票を呼び掛けていた。 |
市民や作家触れ合い 大町 麻倉にカフェ&バー開店 大町市堀六日町の麻倉で、「麻倉カフェ&バー」が19日、開店した。まちなかに市民や観光客、作家などが食を囲み触れ合う新たな場が誕生した。 カフェはこれまで倉庫として使われていた一角を改装。開放的なオープンデッキと、隠れ家のような雰囲気あふれる室内席を備え、自家製野菜の手作り料理やおつまみ、喫茶やお酒を提供する。内装は麻倉プロジェクトの小田時男代表のプロデュースのもと、地域の職人の協力でリニューアル。作家たちの手によるいすやテーブル、ぐい飲みなどを用い、暮らしの中に使われるクラフトマンたちの作品に触れる場ともなる。 麻倉は、芸術・工芸家や住民、観光客が触れ合う場を目指して、築130年の土蔵づくりの建物を再生した施設。 |
草刈りで地域へ恩返し 仁科台中3年 農具川でボラ 大町市の仁科台中学校3年生はこのほど、農具川の草刈りボランティアを行った。総合的な時間のまとめとして、地域への恩返しをする目的。 生徒たちは、1年生で「地域を知る」2年生で「地域に学ぶ」と学習し、そのまとめとなる3年生では大町にありがとうを伝えよう≠テーマに、いくつかの班に分かれて、交流活動や、地域のベンチを修理するなどのボランティア活動を行う。 市民によって植えられたアヤメやレンゲツツジなどが、約3400bの川岸を彩る農具川は、この時期草刈りに人手が必要となる。同校生徒らの「地域のお手伝いがしたい」という要望を受けた、同市仁科町の市民団体・NPO地域づくり工房(傘木宏夫代表)が仲介者となり、農具川の管理や植栽などを行うボランティア団体、農具川環境美化委員会の猪又毅さんを指導者に、お手伝い班の男子生徒14人が作業にあたった。 |
葦舟引き湖の地に思い 原始感覚美術祭プレイベント 大町市木崎湖周辺で8月に開く「信濃の国原始感覚美術祭2013」に向けて、プレイベント「葦舟(あしふね)巡礼」が20日、安曇野市穂高神社を出発した。かつて湖だったと言われる安曇野で、手作りの原始の舟を引き、美術祭舞台の大町市に向けて人々の思いを運んでいる。 葦舟はアシを縄で束ねただけの人類史最古と言われるつくりの舟。今回運んでいる舟は、5月に松本市で行われた「クラフトフェアまつもと」でのワークショップで多くの参加者と作り上げたもの。 安曇野は「泉小太郎」の伝説では湖とされ、穂高神社の「御船祭り」や地名など海とのかかわりの跡が残る。多くの人が関わる舟を、海の記憶の残る安曇野で引くことで、湖の地に作家らが集う美術祭のコンセプト「水のまれびと」につなげている。 |
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ハス田が見ごろ 平の新井さん宅 大町市平の新井文雄さんのハス田で、かれんなハスの花が見ごろを迎えている。 18日朝方は、早朝の雨を受けた白や薄桃色のハスの花が色鮮やかに咲き乱れ、カメラを手にした見物客が次々と訪れていた。 新井さんによると、今年はピンク色の花の開花が若干遅れていて、これからが淡い桃色やピンクの花が入り交じって美しいと話す。花はまだつぼみも多く、8月までは楽しめるそうだ。 名古屋から安曇野を訪れ、白馬への移動中に立ち寄ったという夫婦は「あまりにきれいで思わず車を止めました」と話し、カメラを向けていた。 |
2013年7月21日(日)付