自然と触れ合い体験 大町市 わっぱらんど夏祭り
 大町市の地域づくりに取り組む、大町グラウンドワーク「わっぱらんどの会」とNPOぐるったネットワーク大町は21日、平上原地区の親水公園「わっぱらんど」で、恒例の夏祭りを開いた。家族連れなど多くの来場者が詰めかけ、水遊びなどを通じて豊かな自然と触れ合った。
 大町市内は同日、最高気温が30度を超える真夏日を記録。会場では子どもたちが、魚つかみや流しそうめんなどのイベントに参加。公園内の水路を走りまわり、ずぶぬれになりながら「冷たい」と涼をとっていた。
地域の教育経験者が支援 池田小中生対象に学習塾
 池田町こどもの学び支援塾が22日、教科学習支援塾を皮切りにスタートした。町内の教員OBなど教育経験者が小中学校の放課後や長期休暇中、児童生徒に学習指導する取り組みで、地域連携を掲げた新たな学校教育支援として町教育委員会が本年度から実施した。
 支援塾は「地域の子どもは地域が育てる」との池田学問所の精神に基づき、町の教育関係者が3年の歳月をかけて実現にこぎつけた。
 初回の教科学習支援塾は同日、町公民館で開かれた。夏休みを迎えた高瀬中3年生約60人が参加し、数学と英語に分かれ指導を受けた。生徒たちは、学校とは異なる外部講師の指導に刺激を受けながら、意欲的に教科と向き合っていた。
中南信ブロック予選優勝
大町シニアリーグ 全員野球で東日本大会へ

 大町市の中学生硬式野球チーム「大町シニアリーグ」(宮田一馬監督・松澤晃也主将)は13、14の両日、大町市の源汲グラウンドで行われた東日本選抜野球大会中南信ブロック予選大会で優勝し、本戦への出場を決めた。6月の全日本選手権県予選敗退の悔しさをバネに全員野球で挑み、東日本大会への出場権をつかみ取った。
自然にやさしい釣り学ぶ 大町市 テンカラミーティング
 大町市を拠点に全国の釣り愛好家でつくる、北の安曇野渓流会は21日、日本伝統の毛針を使った渓流釣りにふれる、「テンカラミーティング」を同市平高瀬入の高瀬川で開いた。家族連れなど約30人が、「大王」の異名をとる石垣尚男会長を講師に、自然に優しい釣りの魅力を学んだ。
 同会は、テンカラがえさ釣りと比べゲーム性が高く、釣果によらない楽しみから、魚の乱獲防止に役立つと説明。江戸時代以前から職業漁師の間でテンカラが普及していたという大町市を会場に、伝統文化の継承に努めている。
心地よい調べとダンス 松川村 夕涼みコンサート
 松川村公民館は20日、松川中央公園リンリンパークで3回目の「夕涼みコンサート」を開いた。地元バンドやアルパとケーナ・シークの演奏、フラダンスなど、多様なステージが繰り広げられた。100人余りの観客が心地よい調べに身を委ねていた。
 村内バンドがベンチャーズやフォークミュージック、ロックなどを次々と奏で、ステージを盛り上げた。菱本幸二さんと金井洋子さんが、南米の民族楽器、ケーナ・シークとアルパの紹介を交えながら演奏。あでやかな衣装に身を包んだ村のフラダンスグループは、観客に振り付けを伝授しながら、優雅なダンスを披露した。
時代超える名曲熱唱 白馬「日本の歌」コンサート

 白馬村のウイング21ホールの開館15周年事業の一環として19日、白馬村出身のバリトン歌手・太田直樹さんらが出演する「日本の歌名曲コンサート」が開かれた。
 東京室内歌劇場など幅広い活動を続け、高い評価を得ている太田さんをはじめ、ソプラノ歌手の亀田眞由美さん、アルトの稲本まき子さん、テノールの小林彰英さんら一流歌手4人が、親から子へ、子から孫へと時代を超えて歌い継がれてきた名曲を熱唱。満席となった会場で、聴衆が癒やしと感動のひとときを共有した。
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7月の一覧

2013年7月23日(火)付