夏のダムで森と水親しむ 大町で高瀬渓谷フェスタ
 森と湖に親しむ旬間(7月21日〜31日)に合わせ、「高瀬渓谷フェスティバル」が20日、大町市大町ダム周辺の高瀬渓谷緑地公園で開かれた。家族連れらが夏のダムを訪れ、さまざまな催しで水と緑に親しんだ。
 普段は乗れない巡視船によるダム湖・龍神湖の巡視体験や、ダム内の見学が好評だった。
 会場内では丸太切り体験や木工教室などのコーナー、砂防事業のパネル展示、サンドアートなどの体験コーナーが人気だった。北の安曇野渓流会によるテンカラ釣り体験や、黒部ダムカレーも提供された。
 同イベントは、さまざまな催しを通じ、森林やダム、河川の魅力と役割を再認識してもらうねらいで毎年開いている。大町ダムでは「この機会にダムと川に親しんでもらいたい」と話していた。
松くい虫から庭木守れ 北安曇地方事務所が防除講習会
 北安曇地方事務所林務課は23日、「庭木を松くい虫被害から守る講習会」を大町市総合体育館西側通路で開いた。大北にも松くい虫の被害が広がりつつある中で、一般住民が個人の家の庭にある樹木を守るために、薬剤の使い方などを学んだ。
 松くい虫は線虫の一種で、マツノマダラカミキリというカミキリムシを媒介にアカマツにとりつき、マツ材線虫病にかからせ枯らしてしまう。防除のためにはカミキリムシの食害を防ぐことが第一で、防止講習会を通して基本知識やその対処法を伝えた。
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7月の一覧
チームワークでベンチ制作 池工文化祭向け準備
 池田町の池田工業高校(田村浩啓校長)で、文化祭に向けた全校企画「ベンチ制作」の作業が連日行われている。全校生徒300人余りが参加し、組み立てから塗装までを行っている。
 全科9クラスの各クラスで、肘掛け・背もたれ付きのタイプと腰掛けタイプのベンチ2種類のうち1つを制作。組み立て作業が行われた19日、2、3年生が声掛けしながらチームワークを発揮して、手際よく仕上げていた。組み立てたベンチは各クラスでオリジナル色に塗装し、校内に設置される。校内外から評価を受け、好評を得たクラスが表彰される。
 ベンチ制作は生徒のアンケートに基づいた企画。
 文化祭は8月24日、25日の両日に行われる。
「かかし」で事故防止 交安協常盤支部国道に設置
 大町地区交通安全協会常盤支部(南澤秀夫支部長)は19日、夏の交通安全やまびこ運動にあわせて、国道147号沿いの農産物販売所・地場の郷前のガードレールに、恒例となっている交通安全を呼びかける「かかし」を設置した。
 同支部の8つの分会ごとに、工夫を凝らして作ったかかしは、その年の話題をテーマにするなど個性豊かなものが多く、毎年道行く人の注目を集めている。
 たくさんの人に見てもらうことで、より効果的に交通安全を呼びかけることを目的に毎年続けられ、今年は黒部ダム50周年を記念した、黄色いヘルメットのかかしや、お笑い芸人の鉄拳を模したもの、人気アニメのドラえもんなど、アイデア豊かに8体がそろった。
五輪コースで健脚競う 白馬クロスカントリー大会
 白馬村の白馬クロスカントリー競技場スノーハープで20、21の両日、長野冬季五輪コースを走る「第16回白馬スノーハープクロスカントリー大会」が開かれた。県内外から昨年を大幅に上回る約2500人の選手がエントリーし、個人やチーム種目で日ごろ鍛えた健脚を競い合った。
 初日は開会式と小学生と中学生、一般男子と女子、全国の市町村の消防署職員や消防団員による駅伝が行われた。
 夏場の厳しい日差しが照りつけるなか、選手は1本のたすきをつないで力走した。起伏のあるコースを息を切らしながら懸命に走る選手に、家族や仲間から大きな声援が飛んでいた。
綱引き夏の陣#M戦 小谷村運動不足解消に
 小谷村公民館と村体育協会主催の「小谷村体育協会長杯争奪綱引き大会・夏の陣」がこのほど、小谷小学校体育館で開かれた。
 学校や職場、地区のスポーツ愛好仲間などで編成された、一般男子の部に9チーム、一般女子の部に6チーム、小学生の部に6チームの3部門から約400人が出場。それぞれの熱い思いとエネルギーを結集して勝利をめざした。
 短い時間内に、力と力、技と技がぶつかり合い、チーム同士の駆け引きが凝縮された熱戦が繰り広げられた。蒸し暑さを吹き飛ばすような頑張りを見せる選手たちに、チームメートや応援団も大きな声援を送っていた。
 同大会は、村民の運動不足解消と地域の親ぼくをはかるねらいで、毎年2回行われている。

2013年7月24日(水)付