若一王子祭り始まる 巡行前に舞台お披露目
 九日町の舞台は安珍・清姫の伝説による人形が特徴。江戸末期につくられたもので、昭和56年から4度の補修をしたが、平成元年以来補修されず、傷みが目立っていた。
 改修安珍人形の補修やかじ棒の漆塗りなど破損部分を直した。「地域文化を継承する会」を通して文化庁からの補助を得て、地元の住民約80戸から寄付を募り、改修費450万円をかけて完成した。
 式典では住民らが集って神事を行い、舞台でおはやしを奏でた。舞台改修委員長の金原永典さんは「町内の皆さんが快く協力していただきようやくできた。番感極まります。いよいよお祭り本番、皆さんにご覧になっていただきたい。由緒あるお祭りを大切に守って、孫・子に長く引き継いでいきたい」と話していた。
 大黒町では、県宝指定の舞台が、改修を前に一般に披露された。


松川村長表敬 健闘誓う ジュニアソフトテニス、少年野球愛好会

 第30回全日本小学生ソフトテニス選手権大会に出場するあずみ松川ジュニアソフトテニスクラブの小学生4選手と、親善交流試合で静岡県富士市での親善交流会に出場する松川村少年野球愛好会の選手らは24日、平林明人村長を表敬訪問し、健闘を誓った。

 全日本小学生ソフトテニス選手権ダブルスは8月1日から山梨県で開催。県大会を優勝した倉科光希・飯田稀龍ペア、3位の岡村比呂・甲斐澤竜二ペアのいずれも松川小6年の4人が出場する。「目標はベスト8」と声をそろえ「サーブを正確に、ミスを少なくする」と全国で勝ち進むための注意点を確認する。
 松川村少年野球愛好会は、昭和55年から続く富士市元吉原野球少年団との親善交流として27日、富士市を訪れる。松川小6年の主将・北澤慶悟くんは「親善交流とは言え、負けないようにみんなで力を合わせる」と抱負を語る。
 平林村長は、選手一人ひとりと握手を交わし「頑張ってこい」と激励した。
健康と仲間の輪増進 白馬「あいんち」夏祭り
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」はこのほど、同塾が管理する同村白馬町の交流施設「あいんち」で夏祭りを開いた。夏のひとときを楽しんでもらいながら、健康増進と仲間づくりの輪を広げる企画。多数が訪れてにぎわった。
 同施設での夏祭りは4年ぶり。開催に先立ち、ボランティアが庭先に大きな祭り舞台を手作りし、縁日の風情を演出した。
 当日は村内外から健康づくりを通じて知り合った多くの人々が集い、にぎやかに開催。舞台を囲んで大きな輪を作り、盆踊りや歌謡ショーを楽しんだ。本格的屋台も多数登場し、活気と笑いにあふれた祭りは大成功をおさめた。
北ア山麓夏にぎわす 池田ふるさと祭りあっぱれ
 池田町恒例の第29回「池田ふるさと祭り・あっぱれ」は27日、町役場駐車場で開かれた。家族連れなど多くの来場者が詰めかけ、踊りを楽しみ夏の北アルプス山麓をにぎわせた。
 会場では信州天野会による和太鼓の演奏や高瀬中学校吹奏楽部によるステージなども行われ、盛り上がった来場者の熱気に包まれた。
 ことしは第30回の節目を来年に控え、町のイメージキャラクターをイメージした踊りの新曲「てるみん・ふーみん音頭」を制作。プロディースを担当したアイドルユニット「オトメ☆コーポレーション」を招いたライブも企画した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

7月の一覧
お盆前きれいな木崎湖に 漁業協同組合が清掃活動
 大町市の木崎湖漁業協同組合(西澤武一組合長)は24日、木崎湖の清掃活動を行った。釣り客やお盆休みの観光客が訪れる夏シーズンを前に、美しい水辺環境の保全に向け恒例の作業に汗を流した。
 組合員12人や発電事業などで水系に関わる昭和電工社員6人が力を合わせて作業。ボートから竹の棒を水面に突っ込み、浅瀬の湖底や湖畔のごみを探った。
 湖からは、廃タイヤなどのほか、強風で飛ばされたと思われる屋根のトタン材などが引き揚げられ、ボートはごみでいっぱいになった。湖畔のごみは少なかった。
 西澤組合長は「年々ごみは減って、マナーもよくなっている。昭和電工の皆さんも協力してくれた。お盆を前に、きれいな湖でお迎えしたい」と話した。

2013年7月28日(日)付


海の子と山の子交流 白馬北小生姉妹都市太地へ
 和歌山県太地町と姉妹都市提携を結んでいる白馬村の白馬北小学校(石田周治校長)5年生57人が25日、太地町を訪れ、地元の太地小学校(堀端勝之校長)5年生20人と交流した。両校は、冬は白馬村でスキー、夏は太地町で磯遊びをして交流。半年ぶりに再会した子どもたちはすぐに打ち解け合い、友情を深めていた。
 白馬村と太地町は昭和59年10月31日に姉妹都市提携締結。これをきっかけに“海の子”と“山の子”の交流が始まった。

 (和歌山県・紀南新聞社提供)