自己申告タイム差競う 木崎湖カップカヌー大会
 第14回木崎湖カップカヌー大会(大町市教育委員会主催)は28日、同市平の木崎湖で開かれた。市内外から小学生から大人まで約20人が参加、湖上で受ける心地よい風に涼を感じながらも、白熱したレースが繰り広げられた。
 市B&G海洋センター前の湖面に設置されたコースで争われた。小学生は100b、一般は折り返し200bで、タイムレースと自己申告した予想タイムにいかに迫るかを競う2種目で行われた。
 選手たちは家族らの応援を受け、必死にパドルを動かし、ゴールを目指していた。
池田松川学校給食センター 初の住民向け試食会 参加者募集8月9日まで
 池田松川学校給食センターは8月、住民向けの給食試食会を初めて開く。今年4月に池田町から松川村に移転改築となった同センターの見学も併せ、学校給食を身近に感じてもらう機会と捉え、家庭や地域と連携したさらなる食育推進を図る考えだ。
 開催日は池田町民対象が23、29日、松川村民対象が28、30日。会場は同センター2階研修室。施設での取り組みや給食の説明後に給食を試食する。各日とも定員は30人。同センターで9日まで参加者を募集している。
 同センターは4月から稼働、池田松川の5小中学校に給食を提供している。調理工程のすべてを見ることができる見学用通路を設けるなど食育の場としての活用も重要視している。
手作り屋台や盆踊り 白馬村 白嶺で納涼祭
 白馬村の特別養護老人ホーム白嶺は26日、恒例の「白嶺納涼祭」を開いた。施設利用者と家族ら多数の参加者が、職員の手作り屋台やボランティアの踊り、太鼓の演奏などで楽しいひとときを過ごした。
 増改築により利用者が外出を楽しめるよう、新たに整備された中庭やホールを会場に、職員が七夕飾りやちょうちんを飾り付け、施設はさながら夏の縁日の風情となった。入所者のお年寄りは、ボランティアに浴衣の着付けと薄化粧をしてもらい、華やかないでたちで祭りに参加した。
大町一中 県河川協会が表彰 長年の農具川環境整備評価
 大町市農具川の環境整備に取り組む大町第一中学校は29日、県河川協会から表彰を受けた。長年にわたり地域の自然を守り育て、故郷を大切に思う心をはぐくんできた取り組みが評価された。
 同校では平成12年から、地元の農具川環境美化委員会と協力。毎年3年生が同会の講演で川の由来や歴史を学び、現地の自然観察や清掃活動を重ねてきた。川のごみ拾いや植栽されたレンゲツツジの手入れなどに取り組み、年々ごみも減ってきたという。地域の自然あふれる環境の保全と郷土愛の育成に努めてきたことが評価された。
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7月の一覧
若一王子神社で例祭 荘厳きらびやか大町の夏
 大町市の夏の風物詩、若一王子祭りが27、28の両日、市内で開かれた。全国的に珍しい子ども流鏑馬(やぶさめ・県無形民俗文化財指定)や稚児行列など、荘厳きらびやかな夏の祭典は、多くの観光客らでにぎわい活気にあふれた。
 同祭り名物の子ども流鏑馬は28日に行われた。今年は園児から小学3年まで10人が、装束をまとい騎乗した。
信濃大町駅前などで奉射。的に矢が命中するたび、見守る観光客らから拍手と歓声が沸いた。
 舞台ひきなどに地元の子どもたちの掛け声も響き大町の夏は盛り上がりを見せていた。
アジサイが夏の白馬演出 三日市場と堀之内で見ごろ
 白馬村三日市場と堀之内地区でアジサイが見ごろを迎えている。30種数千株のアジサイが夏の白馬を演出し、観光客らの人気を集めている=写真。
 村内の「花の里づくり推進委員会」による、来訪者や地域住民が安らぎと癒やしを感じることができる地域づくりの活動に住民が賛同。集落総出でアジサイの里づくりによる地域活性化をめざした。今では花の時期に多くの人が訪れる名所となっている。
 晴れれば白馬三山の山並みやのどかな田園風景の広がる場所。オープンガーデニングで広くアジサイ園を公開している柏原孝至さんの自宅の庭周辺や、地域の沿道に広範囲にアジサイが植栽され、随所で美しいアジサイが咲き誇っている。来月初旬ごろまで楽しめそうという。

2013年7月30日(火)付