貴重な植物保護を 八方でラベルと看板設置
 白馬村の「八方尾根自然環境保全協議会」(丸山幸彦会長)はこのほど、「白馬Alps花三昧」の会場の一つ、八方尾根自然研究路で「ネイチャーラベル設置ボランティア作業と自然観察会」を実施した。貴重な高山植物の宝庫・八方尾根の自然保護啓発活動の一環。夏山登山者らに貴重な植物の名前を知ってもらい、トレッキングの楽しみ広げてもらおうと、第1ケルンから第3ケルンまでの登山道に生育する高山植物の近くに、名前や学名が書かれたネイチャーラベルと保護を呼びかける看板を設置していった。
「ちひろのうちわ」人気 松川美術館内ショップで
 松川村の安曇野ちひろ美術館のショップで新商品「ちひろのうちわ」が登場し、人気を集めている。うちわの本場、香川県丸亀市団扇(うちわ)組合の職人が、1枚1枚手貼りで作った使い心地のいいうちわ。
 海辺の黄色いヒマワリと少女の姿が愛らしいうちわと、着物姿の子どもが描かれた涼しげな青色のうちわ2種類を限定発売中。各525円。発売直後に一時品切れになるほど、好調な売れ行きを見せている。同館職員は「ちひろのうちわを持ってお祭りにどうぞ」と呼びかけている。
親子で英語に親しむ 大町市 子育て支援センターで教室

 大町市子育て支援センターでこのほど、ゼロ歳〜未就園の子どもと母親を対象とした英語教室、えいごであそぼうが行われた。年に2度行っている人気の講座で、同市で英会話教室を営む築地紀子さんが講師を務める。事前に申し込みをした20組のほかに、当日飛び入りで参加する親子も見られ、赤ちゃんから2歳ごろの子どもたちが、にぎやかに英語に親しむ時間を過ごした。
夏山環境美化呼びかけ 白馬LCごみ袋配布
 白馬ライオンズクラブ(横川金治会長)は27日、夏山シーズンの最盛期に合わせ、「ごみの持ち帰り運動」を白馬岳登山口の猿倉荘周辺で行った。会員10人が早朝から登山客にごみ袋を配り、自然豊かな北アルプスの環境美化を呼び掛けた。
 会員は背中に「白馬の自然を大切に」と記した黄緑色のベスト姿でビニール製のごみ袋500枚を登山客に配布。「ごみの持ち帰りに協力してください」と訴えた。
 運動は同クラブが白馬、小谷両村の奉仕団体として、地元の自然を守ろうと続けている恒例行事。ことしは栂池や八方尾根のゴンドラ乗り場、五竜のエスカルプラザにも、それぞれ200枚を贈った。
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7月の一覧
なでしこ川上さんが夢先生=@大町東小JFAプロジェクトで
 市立大町東小学校でこのほど、日本サッカー協会のJFAこころのプロジェクト「夢の教室」が開かれた。5年生37人に、元サッカー日本女子代表(現なでしこジャパン)の川上直子さんと、アシスタントの元U-20日本代表の高田保則さんを夢先生≠ニして講師に迎え、前半35分のゲームの時間、後半55分のトークの時間を通して、夢先生の体験談をもとに、夢を持つことの素晴らしさを理解した。
 川上さんは、2003年FIFA女子ワールドカップや2004年アテネオリンピックで活躍。現在は小学生を対象としたサッカー教室で指導を行いながらタレントとしても活動している。

2013年7月31日(水)付


大町署員の写真展
 大町署は8月中旬まで、クラブ活動「大町を知る会」の一環で、写真展を開いている。撮影を通じて地域に対する理解を深める企画で、署員が管内の自然や身近な風景などを写した力作約80点が並ぶ。署を訪れた住民から投票も受け付け、入賞作品を決める。
 作品展は昨年秋に続き2度目の開催。山上から写した北アルプスや仁科三湖沿岸の満開のサクラなど、署員が地域に親しみながら撮影した作品ばかりだ。自動車免許の更新などに訪れた住民が、待ち時間を利用して観賞し、思いおもいの作品に投票していた。
 滝澤孝一副署長は「署員が地域に愛着を持ち、前回より作品がレベルアップしている。皆さんに楽しんでもらえれば」と話した。