住民結集あふれる夏 大町やまびこまつり 大町市の恒例「第35回大町やまびこまつり」は3日、中央通り商店街を会場に開かれた。音楽に乗せた住民の輪、みこしの練り歩き、各種団体による出店や催しなど、多くの市民が力を結集しつくりあげた祭典は、活気にあふれた。 ことしは黒部ダム完成50周年を冠に開催した。中央通り商店街は午後3時から歩行者天国になり、JR信濃大町駅前から「大町神輿愛好会黒部睦」によるみこしが出発、担ぎ手の威勢の良い掛け声で、祭りが幕を開けた。地元小学生による鼓笛隊などもあり盛り上がった。 松川ふるさとまつり 同日は、松川村のJR信濃松川駅前イベントストリート周辺で、第31回松川ふるさと祭りが開かれた。地元中学生中学生による演奏や響岳太鼓子供会、高崎チンドン倶楽部のステージなど多彩な催しに多くの家族連れなどでにぎわった。 |
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防災への理解深める 少年少女消防フェス 北アルプス広域北部消防署で1日、第25回少年少女消防フェスティバルが開かれた。白馬、小谷両村の小学生約30人が、署員を講師に消火活動や心肺蘇生法などを体験し、消防署の仕事や防災への理解を深めた。 イベントは同署と白馬小谷防火管理者協会、大北北部消防連絡協議会が主催。子どもたちに夏休みを利用して、災害に備えた知識と技術を養ってもらおうと開催している恒例行事だ。 参加者は「119番」の通報時に必要な情報の伝え方や、火災で発生した煙の体験など、緊急時の対応を実践を通じて学習。防火服やボンベなど出動時に20`を超える装備を身につけ、「重い」と声をあげていた。 |
ゆかたまつりにぎわう 大町市 ふれあい物産市で被災地支援 大町市の夏を彩る市民祭りの前夜祭、「ゆかたまつり」が2日、中心市街地商店街の各地で行われた。各商店街ではポケットパークなどで実施。町中には浴衣姿があふれ、お囃子や縁日で夏祭りの雰囲気を盛り上げた。 九日町銀座商店街は、「ふれあい物産市」を長野銀行北隣空き地で開催。東日本大震災で被災した岩手県大船渡市から特産のサンマやイカの一夜干しなどが届き、支援の物産販売が行われた。 販売開始から列が並ぶ人気ぶり。大船渡からちんどん屋も訪れ、すぐに完売した。同商店街の会長は「こんなに反響があるとは。皆さんの復興支援への思いを感じます」と話していた。 県職員によるボランティアの被災地訪問で縁がつながったことがきっかけ。中心市街地多目的ホールでは、震災記録展も行われた。 ステージでは信濃国響岳太鼓などが演奏。場内は焼きそば等の屋台が並び、浴衣姿の市民であふれていた。 |
小谷村有志 大会に参加 千葉 南白亀川イカダのぼり 小谷村と姉妹提携を結ぶ千葉県長生郡白子町でこのほど、同町の夏の恒例イベント「第19回南白亀(なばき)川イカダのぼり大会」が開催された。同町の交流事業の一環として、小谷村の有志がチームを組んで大会に参加。山国小谷のパワーで大会を盛り上げた。 河川愛護の心を育てることを目的に、手作りイカダで白子町を流れる南白亀川をさかのぼって勝敗を競う大会。レースはスピード重視のGTレースと、友だちや家族らで気軽にレースを楽しむGUに分かれて実施。小谷チームは村建築業者協会中心の「無限の彼方へ・さぁ!再びおたり号!」と、下里瀬地区の60代から70代中心の「おたり高齢選抜」がGTレースに出場した。 24チーム出場中、おたり高齢選抜は残念ながら予選14位で決勝進出を逃したが、無限の彼方へ号は予選3位で決勝に進み、5位という好成績をおさめた。さらに「掛け声かけて気合があったで賞」の特別賞も受賞。レースを通して両町村の交流を深めた。 |
水のまれびとテーマ 原始感覚美術祭始まる 大町市木崎湖周辺開くアートの祭典「信濃の国原始感覚美術祭2013」は3日、始まった。木崎湖畔を会場に国内外のアーティストが滞在製作した作品を展示。テーマを「水のまれびと」と掲げ、新たな感性と原始的な感覚の出会いを体感する。9月8日まで。 |
2013年8月4日(日)付
力作ぞろい似顔絵 巡回展松川すずの音ホール 大糸タイムス社主催「第29回わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」巡回展最後の展示が松川村公民館すずの音ホールで20日まで開かれている。応募総数2643点から審査により選ばれた小学校高学年、同低学年、幼稚園・保育園の3部門の特選、準特選、佳作、入選合わせて114点を一堂に展示している。 夏休みで遊びにきている小学生たちが「この絵うまい!」などと友だち同士ではしゃぎながら、力作ぞろいの同世代の作品を見比べていた。開館時間は午前9時から午後10時(火曜日は午後5時15分)まで。最終日は午後1時まで。 |