夏トレーニングにマラソン 白馬高スキー部が大会
 白馬村の白馬高校スキー部は17日、恒例の「黒沢高原マラソン大会」を開いた。同部が真夏のトレーニングの一環として同部保護者会の主催で実施している、アルペン・クロス競技合同の伝統行事。スキー部への理解を深めてもらおうと、毎年白馬・小谷両村の中学生にも参加を呼びかけて、地域一丸となった大会を行っている。
 ことしは同校スキー部員をはじめOB・OG、白馬・小谷中学校のスキー部員ら約100人が参加。青木湖・中綱湖を経由する高校生以上男子36`、女子28`、中学生はそれぞれ10`以上のコースを走り、日ごろのトレーニングの成果を競い合った。
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8月の一覧
目標据え2学期スタート 大北の小中学校で始業式
 大北地域の小中学校で20日、始業式が行われた。白馬村の白馬北小学校(石田周治校長、児童333人)では日焼けした児童たちが、夏休み中の課題を携えて登校、約1か月振りに友だちと再会し、新学期への期待に胸を膨らませた。
 始業式では児童たちが2学期の目標を発表し、3年生の橋芽依さんは「マラソンの練習をがんばりたい」と話した。吹奏楽部が休み中に、県小学校バンドフェスティバルに出場し、「ブリティッシュハイセンス賞」を獲得したことも報告された。
 同校は本年度、創立140周年の節目を迎え、2学期中に記念運動会やマラソン大会を開催する。PTAによるバザーも予定され、収益を記念品の購入費に充てる。
 石田校長は「目標や希望を持ち、友だち同士で力を合わせて、良い2学期になるようがんばって」と児童を激励した。
豊かな自然に触れる 小谷村青少年育成会 魚のつかみどり大会
 小谷村青少年育成会はこのほど、千国地区と下里瀬地区の姫川で「魚のつかみどり大会」を行った。両地区で300人余の親子らが参加して、豊かな小谷の自然にふれながら、夏休みの楽しい思い出をつくった。
 保護者や地区住民が早朝から準備した天然の遊び場に、イワナやニジマス、ヤマメなどが放流され、合図とともにいっせいに川に入った。炎天下でも姫川の清流は冷たく、その心地よさを存分に堪能しながら、魚を追いかける楽しさを体感した。上手につかみとると「とれた、とれた」と大喜びしていた。
地域ぐるみで夏祭り 大町 れんげ荘納涼大会
 大町市の救護施設れんげ荘(坂田和美所長)はこのほど、恒例の納涼大会を開いた。施設利用者や職員、近隣住民ら参加者約270人が一体となって踊りや花火、出店などを楽しみ、地域ぐるみの夏祭りをつくりあげた。
 ことしは参加者誰もが祭りに親しめるよう、盆踊りのボリュームを増やしての開催。富山県富山市からも姉妹施設の八尾園が参加し、職員たちが越中伝統のおわら節を披露、大町の住民とともに腕を振り上げ、踊りの輪をつくった。
 れんげ荘では毎年、地域に施設を理解してもらおうと、納涼祭を開催。ボランティア住民が準備から協力し、祭りを盛り上げている。
登山者分散化期間見直し 大町署で夏山常駐パト解隊式


 県山岳遭難防止対策協会は19日、北アルプスに設置した夏山常駐パトロール隊の解隊式を大町署で開いた。南部と北部に分かれ、登山者への安全啓発や遭難者の救助などに取り組んだ隊員約30人が、40日間にわたる山上での任務を終え、活動を報告した。

2013年8月21日(水)付


初期消火や避難誘導確認 大町三日町で防災訓練
 大町市三日町自治会(窪田英雄自治会長)はこのほど、大地震や火災、豪雨などの災害を想定した防災訓練を実施した。地区には自主防災組織が設置されており、各地の災害多発を受け計画した。
 地区内の遊園地を会場に、住民や防災組織役員、夏休み中の小中学生ら45人が参加。ことしは全国各地で災害が発生しており、万が一に備え、真剣な表情で取り組んだ。
 避難誘導とその方法、水消火器を使った初期消火、担架によるけが人搬送、テントを張った本部設置などの訓練を行った。
 地区緊急避難場所のフレンドプラザ・大町も視察し、窪田会長は「訓練は毎年実施しないと万一の際に対応できない。災害はいつ起きるか分からない。事前の準備と訓練は怠ることのないよう継続していきたい」と話した。