大町商工会議所創立60周年 日本長野の明日語る 森元総理大町で記念講演


 大町商工会議所(坂中正男会頭)の創立60周年記念事業で、元内閣総理大臣の森喜朗氏(76)の講演会は20日、大町市文化会館で開いた。「日本の明日を語る」と題し、未来の県土づくりや政界の話題、国際問題や教育問題など幅広い話題に触れた。
土壁塗り体験次世代に 小谷の左官職人小林さん企画

 小谷村の左官職人、小林幸由さんはこのほど、地元の子どもたちに呼びかけて、自らが営む陶芸工房「桜満(ろまん)工房」で土壁塗り体験会を行った。昨今、大工と左官職人の手によって建てられている古民家が、土と木という自然素材を生かし、環境に優しく優れた技術を持つことで注目されていることから、昔ながらの伝統技術を子どもたちに体験してもらうことで次世代に広く継承しようと初めて企画した。
念願の全中空手制覇 大町一中 宇海選手が女子形優勝
 空手の大町第一中学3年・宇海水稀選手は、第21回全国中学生空手道選手権大会(8月16〜18日、長野市)で、県勢初となる女子個人形の部優勝に輝いた。念願の全中制覇を果たし、「プレッシャーが良い緊張感になった。地元開催で1位になれてうれしい」と喜びを話した。
 これまでに1年生で3位、2年生で2位と涙をのみ、迎えた3度目の挑戦。全国の強豪100人によるトーナメント戦を勝ち進み、決勝で同じ全日本ジュニア強化選手の石橋咲織選手を下し、悲願を達成した。
女性輝く元気な農村 北安曇農業改良普及センターが研修

 県北安曇農業改良普及センター(若林秀行所長)は20日、大町市の県大町合同庁舎講堂で、県農村女性チャレンジプラン推進研修会を開いた。農村生活マイスターや食生活改善推進協議会など、北安曇管内の女性団体に所属する約40人が参加。女性が自分らしく輝く元気な農村を目指して学んだ。
児童と地域住民で種まき 大町八坂小花づくり集会

 大町市の八坂小学校で21日、花づくり集会が行われた。児童と地域の住民が一緒に、来年春にプランターや花壇で咲かせるパンジーやビオラの種をまいた。
 全校児童51人が縦割りの6班に分かれ、地域の住民とともにトレイの土に種をまいた。花壇の整備や、プルーンの収穫体験なども楽しんだ。
 同校では春と秋の年2回、花壇作りを行いコンテストなどに出展している。今回まいた種は、来年3月の卒業式で飾られるプランターや、新年度の花壇として花開く。
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8月の一覧

2013年8月22日(木)付


北陸圏の現状知る 商工連北安支部協議会 産業交流セミナー
 県商工会連合会北安曇支部広域協議会(会長=石田憲明・小谷村商工会長)は19日、北陸圏との産業交流セミナーを松川村のすずの音ホールで開いた。平成27年3月開通予定の北陸新幹線金沢延伸などを契機に、産業や観光など北陸地方との多面的交流を深めることを目的に初めて開いた。
 初のセミナーには、大北各市町村の関係者ら約80人が参加した。信州大学名誉教授で法政大学大学院政策創造研究科教授の樋口一清さんが「長野県産業の環日本海交流圏における展開の可能性」、富山県商工労働部次長の小城慎治さんが「富山県の観光・ものづくりについて」を演題に講演した。