てるてる坊主アート展 きょうから池田町クラフトパークで
 全国各地から集まったてるてる坊主の展覧会「第7回いけだまちてるてる坊主アート展」(同実行委員会主催)が23〜25日まで池田町クラフトパークで開かれる。ことしの応募総数は過去最多となる555点。丹精込めた手作りてるてる坊主が北アルプスを背景に揺れる。
 結婚式をイメージした寄り添うてるてる坊主やピアノ演奏を楽しむなどアイデアあふれる作品が並んでいる。2歳から99歳まで幅広い年代から集まり、遠くは沖縄県からの応募もあった。会場芝生が、てるてる坊主の形に刈り込まれるなどてるてる坊主一色のイベントだ。
 同アート展は、町観光協会と、同町と観光推進連携協定を結ぶ松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科が中心となり企画。同町出身で童謡「てるてる坊主」の作詞者・浅原六朗(1895〜1977)が残した文化と景観を生かした観光振興など目的にことしで7回目を迎える。
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8月の一覧
新体制でにぎやかに熱戦 白馬村老連ゲートボール大会
 白馬村老人クラブ連合会は21日、同村岳の湯ゲートボール場で「第35回ゲートボール大会」を開いた。
 同クラブではこれまで、村の各地区ごとに支部を設け、さまざまな活動を行っていたが、近年、会員の高齢化などから脱会が相次ぎ、地区単位でのクラブ継続が困難になっていた。
 クラブ員の減少に歯止めをかけようと、ゲートボールや芸能祭など、地区クラブ単位でなく、気の合ったグループでの再入会を認め、新たな組織作りで体制を強化。
 今回の大会には村の各地区ごとのチームと、再入会した会員チームあわせて9チーム90人余が参加。例年以上ににぎやかな大会となり、和気あいあいと日ごろの練習の成果を競い合った。
白馬錦「ひやおろし」搬出 大町の薄井商店 高瀬渓谷貯蔵庫で熟成

 大町市の酒蔵・薄井商店(薄井朋介社長)は22日、高瀬渓谷のトンネルにある「白馬錦アルプス湖洞貯蔵庫」で純米吟醸酒の搬出作業を行った。秋季商品「ひやおろし」として9月に発売する。
 「ひやおろし」は寒造りの新酒を貯蔵、夏を越して熟成させ、酒質が向上する秋に出荷する日本酒。同社では平成17年から同貯蔵庫を利用、ことしは北安曇野で契約栽培した酒米「美山錦」を醸した純米吟醸酒を4月25日に貯蔵した。
大北トップ切り稲刈り 松川の丸山さん「ゆめしなの」
 松川村北部の農業・丸山岩和さんは21日、大北地域のトップを切り、稲刈り作業を行った。コンバインのエンジン音を響かせながら、村内のほ場25eで極わせ種「ゆめしなの」を刈り取っていった。
 ゆめしなのの稲刈りは昨年より1週間ほど早いという。丸山さんは、請負のほ場を含め約55fを生産している。
 丸山さんは「今年は8月の高気温により、全般的に生育が早い。他の品種も早まることが予測される。品質低下の原因となる胴割れ米を防ぐため、早めの刈り取りを進めていきたい」と気を引き締める。
灯籠とスズムシ秋の夜満喫 松川クリスタルシンフォニー始まる

 松川村秋の風物詩イベント「すずむしの里クリスタルシンフォニー」(松川村観光協会主催)が21日から始まった。有明山社南側に広がる田園地帯周辺に設置された灯籠の明かりの傍で野生スズムシが音色を響かせている。同イベントは9月17日まで開催、スズムシ捕りやコンサートなど秋の夜長を満喫できる催しを予定している。
 灯籠は、スズムシ生息保護地域周辺の約700bに約40個設置した。イベント期間中の連日、午後6時から10時まで点灯される。

2013年8月23日(金)付