不要食器回収リサイクルに 池田の女性有志「リユース市」も
 池田町の女性有志でつくる健康生きがいづくりクラブ(吉井恵子会長)は31日、リサイクルを目的とした陶磁器製の食器回収を同町1丁目の福祉会館駐車場で行う。割れたものも含め家庭で不要となった食器の回収のほか、再使用可能な食器が無料で手に入る「リユース市」もある。フリーマーケットも同時開催。
 回収できる食器は陶磁器製で、家庭で不要となったもののほか、割れているものでもかまわない、汚れやシールなど付着物は取り除いて持参。ガラス、プラスチック、金属、木製などの食器は回収できない。
 回収食器は、専門業者を通じて粉砕され、新たな食器として再生される。
 同クラブの食器回収を通じたリサイクル活動はことしで2年目。中心メンバーの内山玲子さんは「リサイクルは、身近かなできることから。環境に配慮した美しい池田町のために少しでも力になれば」と協力を求めている。
季節外れのサクラ開花 大町八坂福祉センターで
 大町市の八坂総合福祉センターみさかで、敷地内のサクラが季節外れの花を咲かせ、施設利用者や職員らを楽しませている。
 サクラは開所当時に施設南側の駐車場に植えられ、15年以上が経過。3本のうち1本に、集中的に薄桃色の花をつけている。職員が8月上旬に発見し、一時は花の数が減少したものの、今週になって盛り返したという。
 春には開花量が少なめで、花びらと一緒に葉も散ってしまい、職員が枯れたと思い、伐採することを検討していた。
 職員は「切られるのは困ると、一生懸命に花を咲かせたのでは」と顔をほころばせた。
壮年ソフト全国へ活躍誓う 大町信州ブルースターズ友の遺影と
 大町市のソフトボールチーム・信州ブルースターズは、9月6日から8日まで島根県雲南市周辺で開かれる第28回全日本壮年ソフトボール大会に長野県代表として出場する。全国出場は平成22年に続き2度目。27日、市役所を表敬訪問し、活躍を誓った。
 同チームは結成7年で、大町市を中心に池田町、白馬村、安曇野市などからの野球仲間でつくった。ことし1月、同チームの捕手だった渡辺春雄さんが亡くなり、チームメンバーは悲しみに暮れた。3年前に一緒に全国に行った仲間の死に、「ことしこそは春雄さんを全国に連れていきたい」とチーム一丸となって練習に臨み、5月に東御市で開催された県大会で優勝し、全国出場権を得た。
 決勝は4対3の接戦。野手の間を抜けそうな打球をキャッチするなど「神がかり的」なプレーもあったといい、「春雄さんが見守っていたのでは」と思い返す。全国大会には、春雄さんのユニフォームと写真を携え、喪章を着けて臨む。
サキソフォーンの調べ 白馬エスカルプラザ 丸山胤幸さんコンサート
 白馬村のエスカルプラザを会場にこのほど、サキソフォーン奏者、丸山胤幸さんによるクラシカルサキソフォーンコンサート「メヲトジレバイヤシノセカイ」が開かれた。
 クラシカルサキソフォーンの第一人者として活躍を続けるかたわら、後進の指導に熱心に取り組む丸山さんが、門下生と夏に同村で音楽合宿を行っているのが縁で、地元の人に感謝を込め行われている。県内外から訪れた多数の聴衆を魅了した。
 ことしは白馬五竜高山植物園のあるアルプス平で昼の部、エスカルプラザで夜の部の2回のステージを繰り広げた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧

2013年8月31日(土)付