大北縦断駅伝大会 「大町市A」優勝飾る 大北5市町村をたすきでつなぐ、第63回大北縦断駅伝大会(大町市体育協会など主催、大糸タイムス社など後援)は8日、行われた。各市町村から出場したチームが、優勝を目指して北アルプス山麓を駆け抜け、大町市Aが1位を飾った。 大会には大北の10チームと、白馬村の姉妹都市・静岡県河津町からオープン参加の1チームが出場。選手たちはあいにくの雨模様のなか、沿道からの応援を受け池田町福祉会館をスタート、小谷村役場までの8区間50・2`を走った。 |
夏の終わり夜空に大輪 大町かまど神社例祭にぎわう 夏の終わりを告げる大町市の風物詩、竈(かまど)神社例大祭が7、8日に開かれ、流鏑馬(やぶさめ)太鼓や奉納相撲で秋の豊作を祝った。前夜祭の7日夜には恒例の奉納花火が打ち上げられ、あいにくの天気の中でも多くの市民が訪れ、過ぎゆく夏を惜しみながら頭上に輝く大輪を眺めた。 雨模様の中、会場の西公園グラウンドには傘を差しながら訪れた市民でにぎわった。午後8時過ぎから大型のスターマインが夜空を染め、訪れた人々はぽつぽつと降る雨の中、夜空を見上げて光と音の供宴を楽しんだ。 |
災害備え意識高揚 白馬で地震総合防災訓練 白馬村は8日、白馬南小学校を会場に平成25年度の白馬村地震総合防災訓練を実施した。大規模地震や局地的大雨による大災害を身近な問題としてとらえ、日ごろから災害時に対する備えと、防災意識の高揚をはかるため、災害発生時に役立つ知識と対処方法を学ぶ目的。地域住民と村消防団などの防災関係者ら多数が参加して、実践的な訓練で、自主防災のありかたを考えた。 |
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2013年9月10日(火)付
夜景楽しみスズムシ探し 松川 有明山社周辺でイベント 松川村のすずむし探索会(中山間地事業西原南部実行委員会&イベント実行委員会主催)が7日、松川村西原公民館を拠点に、有明山社周辺で行われた。 同公民館に60人余りが集い、スズムシの里松川村を紹介するDVDの上映や、健康生きがいづくりアドバイザーによる宇宙の話などが行われた。 小雨が降る中、参加者はちょうちんを手に、野生のスズムシの声に耳を傾けながら、夜道を探索した。 |
風景楽しみ北ア山麓疾走 大町 自転車愛好者集う 大町市周辺地域を自転車で走る、サイクリングイベント「北アルプス山麓グランフォンド」(同実行委員会主催、大糸タイムス社など後援)が8日、行われた。県内外から自転車愛好家約600人が集まり、地域ならではの豊かな自然を楽しみながら、北アルプス山麓を駆け抜けた。 参加者はロードバイクやマウンテンバイクにまたがり、鹿島槍スポーツヴィレッジを発着点に白馬村の白馬ジャンプ競技場を経由する約70`と、市内をまわる約30`のコースに分かれて疾走。白い花が広がるソバ畑、山々と仁科三湖が織りなす風景などを楽しんだ。 |
2020年東京五輪決定 白馬村も喜びに沸く 2020年夏季オリンピック、パラリンピック開催地が8日、東京都に決まり、長野冬季五輪の会場となった白馬村も喜びに沸いた。 ウイング21では未明から、村関係者約30人が集まり、スクリーンで国際オリンピック委員会総会(ブエノスアイレス)の中継を見守りながら、開催地の発表を待った。午前5時20分ころ「東京」と伝えられた瞬間、来場者が歓声と拍手を響かせ、国旗を振って決定を祝った。 村はこれまで、スキーの国際大会などの会場に、東京での五輪開催を呼び掛ける横断幕やポスターを掲示し、招致を応援してきた。 太田紘煕村長は1998年の長野以来となる国内開催に「長野五輪の開催決定を待っていた当時を思い出す。一部で不利と伝えられていたが、東京に決定し本当にうれしい。成功に向けて、できる協力をしたい」と話した。 |