白馬の農業法人 個性的な9体設置 かかしでにぎわい創出

 白馬村飯森地区の水田に、同村の農業法人・ティーエムの若手社員たちが設置した、個性豊かな手作りかかしが登場し、観光客らの目を引いている。同所の田んぼは、夏の観光シーズンに白馬のPRにつなげようと「白馬」の文字が描かれている。
 かかしは昔ながらの鳥獣害対策とともに白馬の秋の田園風景を楽しんでもらい、地域のにぎわい創出につなげようと設置。昨年は試験的に2体のみ製作したが、ことしは社内コンテストを実施し、社員一丸となって取り組んだ。
命の大切さ呼び掛け 世界自殺予防デーで街頭啓発
 9月10日は「世界自殺予防デー」。大町保健福祉事務所と白馬村は、自殺の危険に対する対処方法や命の大切さを呼び掛ける街頭啓発活動を、同村のAコープ白馬店で行った。
 同事務所健康づくり支援課によると、管内の自殺者は減少傾向にあり、平成19年から23年までの5年間で70人。健康や生活、経済の問題などの理由が目立つ。防止には家族や仲間の変化に気を配る、早めの相談をすすめるなどの対応が重要だという。
 同課の保健師・井桁しげ子さんは「誰もが関心を持てば、助けられる命がある。悩みがあれば一人で抱え込まず、ぜひ相談をしてほしい」と話した。
支えあう地域づくりへ 県社会福祉大会 大町で
 県社会福祉協議会は11日、第62回県社会福祉大会を大町市文化会館で開いた。県内から1000人が集い、「人と人がつながり支え合う地域づくり」をテーマに地域福祉への思いを共有した。
 式典では、社会福祉功労者などへの表彰や、共同募金への感謝、大町北高放送部による大会アピールの発表などが行われた。
 元マラソンランナーでスペシャルオリンピックス日本理事長などを務める有森裕子氏が「チャレンジ―夢がかなうとき―」と題して講演した。
クレー射撃国体出場 大町市の奥原隆志さん
 大町市の奥原隆志さんは、東京都で28日から開かれる第68回国民体育大会(国体)のクレー射撃、スキート射撃競技に長野県代表として出場する。全国出場は一昨年に続き2度目。ベストに「NAGANO」を背負い、全国に挑む。
 クレー射撃は29日から1日まで、成田射撃場で行われる。松本市の布野康介選手、長野市の塚田政光選手と3人で団体を組む。
 奥原さんは「他のスポーツ以上にメンタルが大切な競技。一昨年よりレベルアップし、調子もいい。オリンピックの正式種目でもある。東京五輪も決まり、入賞できるように頑張りたい」と意気込みを話した。
乳幼児救う知識学ぶ 大町 平公民館で安全法講習


 大町市平公民館・女性未来館ピュアはこのほど、幼児安全法講習を実施。日赤が今年4月から普及を始めた、1歳未満の乳児へのAED(自動体外式除細動器)使用法などを行った。同市の保育サポーター登録を目指す参加者のほか、既に登録している会員など16人が受講。小さな子どもを救うための知識を学習した。
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9月の一覧

2013年9月12日(木)付


JA年金友の会
秋空に快音響かせ親睦 ゲートボールとマレット大会


 JA大北年金友の会(勝野明同会連絡協議会会長)とJA大北は10日、第26回アルプスゲートボール大会と第18回アルプスマレットゴルフ大会を大町市運動公園で開いた。秋晴れに恵まれたコートで、快音を響かせ交流した。
 大北管内から、ゲートボールに22チームと、マレットゴルフに124人の計約260人の会員が参加。各会員の交流と、健康増進、会の拡充につなげるねらいで開いた大会で、プレーを通してふれあいを深めた。