2013年９月13日付

コシヒカリ〝１等〟に　ＪＡ大北新米の初検査

　ＪＡ大北は12日、大北産新米の初検査を大町市常盤の南部低温倉庫で行った。同日までに、大町市南部地域や池田、松川両町村から集まった酒米やもち米、コシヒカリ約２・７㌧を検査し、いずれも上質米の１等とした。
　同ＪＡ農産物検査員７人は、酒米「美山錦」ともち米「もちひかり」、コシヒカリを小皿にとり、形状や色、光沢、水分、病害虫被害を受けていないかなど調べた。

〝村男Ⅲ世〟グッズ人気　白馬ヤマトヤで新発売
　白馬村のスポーツ用品店・白馬ヤマトヤからこのほど、村の公式マスコットキャラクターの「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世」のＴシャツ、トートバッグ、スポーツタオルが発売された。オリジナル雑貨アイテムの発売は初めてといい、評判を呼んでいる。
　村男Ⅲ世は白馬村スキー伝来１００周年にあわせ、村の魅力を全国に発信しようと誕生。愛くるしさとは無縁の無表情で脱力系の微妙なルックスに、ゆるキャラとしては長すぎる名前で、インターネットなどでも全国区にじわじわと人気を広げている。

小谷保育園　園外で買い物体験
　小谷村の小谷保育園でこのほど、社会体験やマナーを学ぶ園外保育が行われた。園児が村内施設の道の駅おたりに出かけ、ソフトクリームの買い物体験を楽しんだ。
　園児のためにと、道の駅ではソフトクリームを100円の特別料金で提供。園児は小さな手にそれぞれ100円ずつ握りしめ、売店へと向かった。
　一列に行儀よく並んで、特製ソフトを順番に受け取った。おいしいスイーツに大喜びで、「おいしい、おいしい」と満面の笑顔が広がっていた。
　年長園児は隣接する北小谷のケアハウスいわかがみを訪問し、入所者のお年寄りたちとの交流の時間も設けられた。歌を歌ったり、おしゃべりをしたりと、楽しいひとときを過ごした。

｢白馬の昔を聞こう」　丸山さん子育てルームで講演

　白馬村の子育て支援ルームはこのほど、育児講座の一環として村内在住の丸山澄雄さんを講師に「白馬の昔を聞こう」をテーマとして講演を行った。丸山さんは約40年にわたり教職にたずさわり、現在は同村の文化財保護委員として地域文化の振興につとめている。講演は丸山さんの豊かな人生経験をもとに、白馬の昔の経験や知識を若い世代に知ってもらい、郷土への愛着を深めてもらおうと毎年開講。多数の親子連れが参加して、貴重な白馬の昔の話に耳を傾けた。

２軒目の古民家再生　小谷大網地区で起工式
　小谷村で空き古民家を利活用した空き家再生等推進事業の２軒目の取り組みが大網地区で始まった。同地区では地域住民が実行委を立ち上げ、活用法を検討。村に伝わる伝統食「とち餅」の伝承と産業振興を核に、都市住民と交流できる多目的複合施設として整備することが決まり、10日に村と地域住民、施工関係者らが出席して起工式が行われた。
　村内産の杉材を使って大網の景観にふさわしい古民家のたたずまいを復活させ、広い土間やいろりなどのある談話室を設け、農山村体験、伝統食作りの体験場としていく。村の特産品のとち餅の製造場を併設し、産業振興にも寄与していきたいとしている。完成は来春３月ごろを見込んでいる。

バレーとサッカー全国に　榛葉さんと梨子田さん　表敬訪問　松川村
　全国大会出場を間近に控えた松川村の選手２人が10日、村役場に平林明人村長を表敬訪問した。
　２人は平成25年度全国ソフトバレー・レディース＆メンズ交流大会に出場する榛葉正敏さんと、日本スポーツマスターズ２０１３サッカー競技全国大会に出場する梨子田幸治さん。
　榛葉さんが所属するあづみ野クラブは、６月に行われた県大会で見事優勝し、14日から山口県で行われる全国大会に出場する。マスターズ県選抜チームに所属する梨子田さんは、14日から北九州市で行われる全国大会に出場する。
　平林村長は「がんばってください」と激励の言葉を送った。