大町 敬老の日前に長寿祝う 牛越市長が祝賀訪問
 敬老の日を前に、牛越徹大町市長は13日、ことし100歳になる高齢者宅を祝賀訪問した。大正から昭和、平成の時代を生きたお年寄りのめでたい長寿を祝った。
 中村繁さん(100)宅では、牛越市長が国や県から贈られる賞状や市の敬老祝い金を手渡した。中村さんは「ゼロが二つもつくなんて思っていなかった。若い人に大事にしてもらってありがたい」と喜びを話した。
 牛越市長は「100 年もの長きにわたり地域社会のためお骨折りいただいた。これからも毎日お元気でお過ごしください」と祝った。
交通安全誓いマレット 大町、池田松川安協が親睦大会

 大町地区交通安全協会と池田松川交通安全協会は12日、第5回高齢者交通安全マレットゴルフ大会を大町市運動公園で開いた。大北管内各11支部から参加したお年寄りが交通安全を誓い、プレーで親睦を深めた。
 同大会は、全国的に高齢者の事故が止まらない中で、マレットゴルフでの親睦を通して交通安全意識を高めようと5年前から開催している。
地域に感謝西公園清掃 北アシルバー人材センター
 北アルプス広域シルバー人材センターの大町市市街地の会員でつくる、大町第一ブロック地域班(一志寿栄地区委員長)は11日、西公園で草取りやごみ拾いの奉仕作業を行った。
 例年、竈神社の例祭・花火大会が終わった時期に合わせての作業。会員24人が参加し、公園周辺に落ちていたごみを拾い、伸びた植木や雑草を刈った。ことしは例年よりごみや花火かすが少なかったという。
 同センターでは仕事を受注している行政や地域へ感謝の思いを込め、地域ごとに奉仕に取り組んでいる。


災害備え気持ち新た 大町市内で地震体験車巡回
 県が県内各地に貸し出している地震体験車が、大町市内を巡回している。11日は福祉施設や公民館などを訪問。参加者は過去の震災を再現した激しい揺れを体験し、災害への備えに気持ちを新たにした。

てとてと初利用者が体験
 同市常盤のNPO法人なかまと(井澤泉理事長)の障害者福祉サービス事業所・てとてと常盤作業所では、利用者や職員らが体験。同施設に地震体験車が来るのは初めて。
 同事業所の利用者約30人のほか、松川村の同法人事業所利用者や職員など約40人が参加。北アルプス広域本部隊員の指導で、関東大震災や、インドネシア・スマトラ沖地震などを想定したプログラムを体験した。


相生町 住民と園児ゆれ実感
 大町市相生町の公民館では、同地区内の住民やかえで保育園の園児らが揺れを体験した。
 年少児は震度5弱を、年中から大人たちは、関東大震災を想定したプログラムで震度7をそれぞれ体験。「びっくりした」「怖かった」と緊張した顔を見せた。揺れる車を見て泣き出す園児や、乗車後すぐにテーブルに潜ろうとする園児も続出した。
小谷 伝統芸能を奉納 土谷諏訪神社で相撲大会
 小谷村土谷の土谷諏訪神社の例祭がこのほど行われ、演芸と浦安の舞、獅子舞など伝統芸能が奉納された。伝統の奉納相撲大会では、土谷地域づくり応援団のスタッフや地域の母親らでつくる自主子育てサークル、地元の若者らが中心となって広く参加を呼びかけ、近年まれにみる多数の参加で盛り上がった。
 奉納相撲は地元の若者らの交流を深めることなどを目的に、30年ほど前までは村内のほとんどの地区の祭りで実施されていた。地区ごとの交流大会も催されるほど盛んだったが、過疎化や少子化などからしだいに実施する地区が少なくなり、現在同村では奉納される神社も数少なくなっている。
 大会は地域の呼びかけに乳児から大人まで約50人の力自慢が参加して好勝負を繰り広げた。
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9月の一覧

2013年9月14日(土)付

白馬 文科大臣表彰を受賞 モーグルコーチ小林茂さん

 「オリンピックでメダルを取れるチームを育てていきたい」と話すのは、全日本スキー連盟(SAJ)でモーグル全日本チームのコーチを務める小林茂さん。
 2013フリースタイル世界選手権のモーグル女子とデュアルモーグルで、銀メダルに輝いた伊藤みき選手(北野建設)らを指導し、このほど文部科学大臣から優秀指導者として表彰された。