大町で初の長野大会 ボーイズリーグ 硬式野球で心身練磨
 少年硬式野球の団体・(公財)日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)の第1回長野大会は14日から、大町市運動公園や松川村川西野球場などを会場に始まった。16日まで、県内や東日本各地から集った16チームが、北アルプスのふもとで試合を通じて交流している。
 ボーイズリーグは硬式野球を通じて心身を練磨し青少年の健全育成につなごうと昭和45年に発足。現在は全国38支部677チームの小中学生が参加している。
 県内では5年前に支部を設立。大町市の信濃大町ボーイズを含め、現在は小学部1・中学部5の合わせて6チームと拡大。長野県内での大会開催機運が高まってきたことから、県におけるリーグの普及発展と地域活性化の寄与をめざし初開催につながった。
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9月の一覧
スポーツの秋 各地で運動会 りんどう幼稚園 園児 元気に成長披露
 スポーツの秋を迎え、14日は大北各地の幼稚園や小学校などで運動会が開かれた。大町市のりんどう幼稚園(西澤弥恵子園長)の運動会では、40人の園児が練習を重ねたゆうぎやパラバルーン、組体操などを通じ、成長した姿を保護者や近隣の住民に披露した。
 年長のひまわり組の園児は、組体操「Rainbow2013」を披露。よもぎで染めたそろいのTシャツを身に着け、音楽や笛に合わせて長縄跳びや、滑り台、扇、橋などの形を体を使って表現。最後にはカラーボンボンを振り、虹色を表した。保護者らのビデオカメラが笑顔を追っていた。
新人戦へ技磨く 中学選手権に8チーム
 第59回大北少年野球中学生選手権大会(大北少年野球育成協議会主催)が14日、池田町農村広場グラウンドをメーンに池田、松川両町村4会場で開かれた。大北をはじめ各地から8チームが出場した。懸命に白球を追いかける球児の姿に会場は熱を帯びた。
 大北からは、仁科台中、高瀬中、松中クラブ、白馬中の4チーム。旭町中、明科中、上田第三中、波田中の招待4チームの計8チームによるトーナメント戦で争われた。果敢なプレーの数々に、保護者らの応援も次第に大きくなっていった。
 同大会は38年前から続く。年1回開催から、春と秋の年2回開催になるなど、技術の向上や親睦など目的に充実を図ってきた。
バリスタ日本代表に 小谷の松本剛宗さん

 小谷村のホテルグリーンプラザ白馬に勤務するバリスタの松本剛宗さんはこのほど、10月にアメリカのシアトルで世界中の専門家のバリスタがラテアートの技術を競う「ワールド・ラテアート・チャンピオンシップ」の日本代表の一人に選ばれた。松本さんの快挙に村が沸いている。
不戦の誓い新た 小谷村で戦没者追悼式

 小谷村は13日、戦没者・満蒙開拓犠牲者追悼式を村役場多目的ホールで営んだ。遺族や村関係者約70人が、太平洋戦争などの犠牲となった約280柱の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。
 式典では出席者が黙とうをささげ、献花台に花を手向けた。松本久志村長は「人類全体の平和と繁栄を実現するため全力を尽くす所存」と誓った。あわせて村遺族会主催の慰霊祭が、村商工会館隣の平和の碑前で行われた。

2013年9月15日(日)付