改築終えきょう本殿遷座 池田 八幡神社参拝呼びかけ
 平成の大改築とよばれる工事が終了した池田町の八幡神社で20日午後8時から、本殿遷座祭が行われる。工事に伴い仮殿に移した御神体を、本殿に戻す祭祀(さいし)。宮司の平林秀文さんは「一生に一度あるかないかの遷座祭」と気を引き締め、類いまれな神事への多くの参拝を呼びかける。
 雅楽響く暗闇の中、厳粛な雰囲気で行われる本殿遷座祭。絹垣と呼ばれる白布に囲まれた御神体が、新拝殿を通り奥の本殿に遷座される。午後8時から1時間程度を予定している。
東京国体選手活躍誓う 大町から12人壮行会で激励
 東京都で28日から開かれる第68回国民体育大会に、大町市から12人が出場する。18日、市役所で壮行会が開かれ、出場選手たちが大会での活躍を誓った。
 選手たちは激励を受け、大会に臨む意気込みを見せた。体操の五十嵐太一選手は「初めての国体、自分らしい演技をしたい」、セーリングの中村光樹選手は「大きな舞台に出られる喜びを胸に、大町の代表として楽しんできたい」と抱負を述べた。
 牛越徹市長は握手で激励し、「東京五輪が決まり、スポーツへの期待が高まっている。スポーツは人を感動させ勇気を与える。練習の成果を発揮し、大町市ここにありと名を挙げていただくことを期待します」と話した。
親子が運動会で汗 池田町公民館「ポレポレ塾」
 池田町公民館はこのほど、未就園児と保護者を対象にした家庭教育学級「ポレポレ塾」の運動会を町総合体育館で行った。39組の親子が参加し、体を動かしていい汗を流した。
 親子らは愉快な音楽に合わせて準備体操を行った。障害物を乗り越える種目では、子どもたちは親の手を借りながら、マットででんぐり返しをしたり跳び箱から飛び降りたりと、小さな体を思いきり動かしていた。
白馬舞台の映画製作へ 門馬監督 10月から撮影開始
 白馬村を舞台にした映画の製作が、門馬直人監督のもと、10月から撮影が始まる。08年公開の「銀色のシーズン」以来、6年ぶり。関係者は「住民参加型の映画作りで盛り上げ、白馬の魅力を広く発信したい」と意気込んでいる。
 門馬監督は映画・テレビドラマのプロデューサーとして幅広く活動。自主制作アニメや短編作品を数多く手がける。今回は初の長編監督作品となる。
「白馬そのものを紹介する映画を作れないか」と考えていた白馬在住の柏原孝至さんが一昨年、門馬監督の知人の紹介で監督と出会い意気投合、柏原さんの情熱に共感し製作が実現した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

9月の一覧

2013年9月20日(金)付


“小谷流”極意学ぶ そば伝承人を講師に教室
 小谷村の特産推進室はこのほど、同村中土観光交流センター・やまつばきを会場に「そば打ち教室」を開いた。村認定の小谷流そば伝承人を講師に、地場産そば粉と食材を使って小谷流そば打ちの極意を学ぶ企画。多数の参加者がそば打ちに挑戦した。
 伝承人はいずれも、村のそば打ち名人からお墨付きを受けた達人ばかり。そば粉をこねて延ばす「水回し」からこね、のし、たたみ、そば切りまで一連の手順を一つひとつていねいに伝授した。すべて地場産の素材にこだわった新そばは香り高く、うまさもひときわ。試食会では「もうすぐ新そばの季節。しっかり覚えてまたそば打ちをしよう」と、積極的な感想が聞かれた。