秋晴れに元気な声響く 大北各地で運動会ピーク

 大北各地の小学校で21日、運動会がピークを迎え、子どもたちの元気な声が秋晴れの空の下響いた。
 このうち大町西小学校では、「一人ひとりが本気で取り組む一流の運動会」をスローガンに開催された。短距離走や綱引きなど各種目で真剣勝負が繰り広げられた。
 保護者の熱い声援に、子どもたちは全力プレーで応えた。
祭り楽しむ表情さまざま 大町やまびこフォトコン審査
 大町やまびこまつり実行委員会は20日、第35回やまびこまつりフォトコンテストの審査会を市役所で開き、推薦1点、特選3点、佳作2点の計6点を選んだ。表彰式は10月2日午後2時から、市役所で開く。
 ことしは市内6人から12点が集まった。楽しく踊る参加者や祭りを楽しむ来場者らのさまざまな表情をとらえた作品が並んだ。今後は文化祭等での展示や、本紙の紙上作品展などで披露される予定。
 事務局では「昨年より少なめでしたが、いい作品が多く審査が拮抗していました」と話していた。
高齢者へ事故防止啓発 大町社秋の交通安全運動で訪問
 大町市社地区の大町地区交通安全協会社支部(裄V潤一支部長)は「秋の全国交通安全運動」初日の21日、地区内の高齢者宅を訪問した交通安全啓発活動を行った。交通事故による死者の半数を占める高齢者の事故防止を図ろうと、夜光反射材の着用や飲酒運転の根絶などを呼び掛けた。
 支部会員や大町署員約20人が地区南部の約100世帯をまわり、啓発文が載ったポケットティッシュや反射材などを配布。「交通安全運動期間中です」「運転時には早めにライトを点灯してほしい」と住民に理解を求めた。
 裄V支部長は「全国的に高齢者を巻き込んだ事故が非常に多い。活動を通じて悲惨な事故を1件でも減らしたい」と話した。
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9月の一覧
80年ぶり遷座祭厳粛に 池田大改築終え八幡神社で
 大改築工事を終えた池田町の八幡神社で20日夜、御神体を仮殿から本殿に戻す本殿遷座祭があった。月とたいまつの明かりをたよりに厳粛な雰囲気のなか行われ、多くの参拝者が訪れ、80年ぶりとも言われる神事を見守った。
 たいまつがともされた仮殿から本殿までの約70bの境内を、氏子総代の行列とともに、絹垣と呼ばれる白布に囲まれた御神体を運んだ。完成したばかりの拝殿を通り本殿への奉遷を終えた。
白馬の「村男V世」健闘中 ゆるキャラグランプリ投票を
 全国のご当地キャラクターの頂点を人気投票で決める「ゆるキャラグランプリ2013」が、インターネット上で開催されている。白馬村の「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」は20日現在、約1000体のキャラクターがエントリーするなか、大北勢最高の130位前後と健闘している。
 「村男」はことし2月にデビューし、観光イベントや住民交流の場などで白馬の顔として活躍している。特徴的な表情とデザインが人気を呼び、インターネット上などで話題を集めている。

2013年9月22日(日)付


北アと大地に感謝 喜多郎さんが奉納太鼓
 世界的なシンセサイザー奏者・喜多郎さんを中心に和太鼓を一夜かけてたたく「第1回北アルプス奉納太鼓」が19日から20日にかけて、大町市美麻の丸山公園運動場で開かれた。訪れた人々が「中秋の名月」の日に、日暮れから夜明けまで自然への感謝と畏敬の思いをばちに込めた。
 会場には大町、松川、小谷など地元や、県内外の太鼓愛好者や一般参加者ら100人以上が訪れた。神事の後、北アルプスに向けて組まれた太鼓を喜多郎さんがたたき始め、訪れた参加者らが少しずつ交わり、重なっていく即興の響きがうねりを生んでいった。