外国人4家族稲 刈りに汗 白馬 無農薬農法の米作り

 白馬村神城地区で、同村在住の外国人の4家族らが無農薬農法の米作りに取り組んでいる。後継者のいない荒廃農地に歯止めをかけようと、昨年から取り組む。自然農法で食料を作ることの重要さや尊さを体感している。
 ことしも知恵を出し合い、協力しあいながら収穫の時を迎えた。若い世代に農業への関心を深めてもらおうと、ことしは稲刈り作業の協力を友人・知人に広く呼びかけた。23日は大人数が参加して、昔ながらの手刈りによる稲刈りがにぎやかに行われた。
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9月の一覧
手軽な運動で健康増進 白馬村 老人クラブが教室
 白馬村老人クラブ連合会(吉澤豪俊会長)はこのほど、村多目的ホールで健康運動教室を開いた。会員の運動不足解消と健康増進をはかる事業の一環。約50人の会員が参加して、日常生活の中で手軽にできる運動でさわやかな汗を流した。
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健學塾」のスタッフが運動を指導。背筋や足の筋肉を伸ばしたり、指先を動かして、血行を改善する効果のある簡単なストレッチ運動を紹介した。
 「無理せず少しずつ体を動かすことが、血行を良くする。家事や農作業の合間に続けてください」と継続をうながした。参加者は自分のペースに合わせて楽しみながら運動していた。
里山巡り魅力再発見 小谷村観光連が講習会
 小谷村観光連盟は11月14日までの毎週木曜日に「里山観光案内講習会」を開いている。同村の歴史文化に詳しい同村在住の田中省三さんの案内で村内を巡り、魅力を再発見する企画。関係者は「観光関係者に大いに参加してもらい、観光客などに見どころをすぐに答えられるほど村の良さを知ってもらうことで、観光活性につなげていければ」と話している。
 講習会は村の南から代表的観光コースの塩の道沿いを歩き、史跡や地元に伝わる伝説など幅広い視点で学習している。9月からは石坂から北の地域の散策が始まった。明治44年に発生した日本三大崩落の一つに数えられる、稗田山崩落の学習では、災害の恐ろしさを目の当たりにして、防災意識を高めるとともに後世に語り継ぐ大切さを再確認していた。
「中学生議員」堂々と質疑 池田町 高瀬中3年が模擬議会
 「議員になろう」をテーマに町の課題について学習してきた高瀬中学校の3年生14人は26日、町役場内の議場で模擬議会を開いた。同学習の集大成となる議会一般質問の体験に緊張しながらも、勝山隆之町長や課長らを前に、自らが調べてきた課題や疑問点など堂々と質問した。
 生徒たちは、会染保育園の改修や橋の新設提案、美化政策、商店街の駐車場建設など、アンケートから導き出した具体的数値など示しながら、現職議員顔負けの鋭い質疑を展開した。勝山町長らも、しっかりと調べあげてきた質問の数々に、真剣に答弁した。
松川響岳太鼓大舞台へ練習に熱 10月13日 松本文化会館でコンサート
 信濃国松川響岳太鼓コンサートが10月13日午後6時半から、松本市の松本文化会館大ホールで開かれる。響岳太鼓の練習場所となっている松川村かぶろ会館では、連日大舞台に向けて熱のこもった練習が展開されている。
 松本文化会館でのコンサートは、結成25年記念公演を行った一昨年に続き2回目。全国トップクラスの「豊の国ゆふいん源流太鼓」(大分県)や、東京国際和太鼓コンテスト大太鼓部門で最年少最優秀賞に輝くなど和太鼓奏者の第一人者・山部泰嗣さん(岡山県倉敷市出身)を迎え、迫力ある太鼓の競演を届ける。
手植えした稲刈り取り 大町 こまくさ幼稚園の年長児

 大町市六九町のこまくさ幼稚園(原幸一理事長)は25日、社館之内にある同理事長の田んぼで稲刈り体験を行った。20人の年長児が、スモックに長ズボン、軍手、長靴を着用し、鎌を手に稲を刈り取り、額に汗を光らせた。
 園児が刈り取ったのは、5月に自分たちで手植えしたコシヒカリで、晴天のこの日、例年より1週間ほど早い稲刈りとなった。小さな手で稲の株をつかみ、鎌を上手に使って刈り取っていた。

2013年9月27日(金)付