地域経済元気に協力確認 白馬で新春賀詞交歓会

 白馬村の白馬商工会(杉山茂実会長)は15日、平成26年新春賀詞交歓会をレストランかしわで開いた。政治や経済の関係者約90人が新年の幕開けを祝いながら、高規格道路の建設促進など地域の発展に向けて、協力を確認した。
 杉山会長は「ことしのえとは『午(うま)』。ウマをモチーフにした(村のキャラクター)『村男』の活躍にあやかり、経済の元気を出していければ。地域から親しまれ、信頼を得られる商工会づくりに努めたい」とあいさつした。
本格的なもちつき体験 小谷保育園で小正月に

 小谷村の小谷保育園で15日、「もちつき会」が行われた。日本古来の伝統行事に親しんでもらおうと、小正月の時期に合わせて毎年行われている恒例行事。
 昔ながらのもちつきをする家庭が少なくなっているといい、園児も本格的なもちつきに興味津々の様子だった。もちつきの前に、保育士から「ふかしたお米をつくとおもちになります」と説明を受け、2人一組で全園児が順番にもちつきを体験した。

消防の仕事 知識深める 大町西小3年が見学
 大町市立大町西小学校(梅牧力校長)3年生児童50人が16日、北アルプス広域大町消防署(長ア喜治署長)の見学に訪れた。社会科授業「生活を守る」の一環で、消防車両や施設を見学し、住民が安心して暮らすために防災や救助活動をしている消防署の仕事を学んだ。
 児童は4班に分かれて、消防車や救急車などの緊急車両、食堂や指令室など普段は見ることができない施設や設備を見学。児童たちは各所を説明する職員に「消防車はなぜ赤いの」「この機械はなにに使うの」などと疑問をぶつけていた。
天候と連休恵まれ1割増 大北スキー場年末年始入り込みまとめ
 HAKUBA VALLEYとして誘客に取り組む大町市、白馬村、小谷村の3市村でそれぞれ、年末年始のスキー場入り込み者数がまとまった。曜日の並びや天候に恵まれ、他エリアの雪不足も重なり、いずれも前年を1割以上上回る入り込みとなった。
 12月27日から1月5日までの10日間で、大町市は鹿島槍スポーツヴィレッジが2万7782人(対前年比15・6%増)、爺ガ岳スキー場が8740人(同37・6%増)で、合計3万6522人。白馬村は五竜・HAKUBA47・八方尾根・岩岳の主要4スキー場の合計で17万1648人(同13l増)。小谷村は村内3スキー場合わせて9万9425人(同15l増)となった。
 ことしは年末年始の休業日が土日と並んで最大9連休となる曜日めぐりで、早期の降雪によって十分な積雪があることが伝わり、29日の日曜から30日にかけて特に好調となった。
大町北小児童の作品展示 仁科町ギャラリー・いーずらで

 大町市教育委員会が同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は20日まで、大町北小学校の児童による作品を展示中。2・4・6年が取り組んだ紙版画や工作、習字など約210点が並ぶ。
 円柱形のボックスをカラフルなセロハンで仕上げたステンドボックスには、一つひとつに制作中の工夫や苦労などが記されていて、授業風景が思い浮かぶ楽しい展示。
ピアノ五重奏の調べ 松川村 ニューイヤー名曲コンサート
 松川村公民館はこのほど、「〜オリジナル楽器で聴くウィーンの調べ〜デンハーグピアノ五重奏団ニューイヤー名曲コンサート」をすずの音ホールで開いた。世界的にも珍しいフォルテピアノ、バイオリン、コントラバス、ビオラ、チェロの楽器編成によるピアノ五重奏団の演奏に酔いしれた。
 松川村出身のバイオリニスト・バディアロヴァ朋絵さんをはじめ、世界を舞台に活躍する音楽家らが洗練された息の合った演奏を披露した。モーツァルトが音楽の都ウィーンに住まいを移した後につくったピアノ協奏曲イ長調や、ハイドンがフォルテピアノ用につくったピアノ協奏曲ニ長調などを演奏。
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2014年1月18日(土)付