住みたい田舎¢S国5位 大町市 定住促進対策を評価
 発売中の月刊誌「いなか暮らしの本」(宝島社)2月号で、特集の「日本『住みたい田舎』ベストランキング」で大町市が総合第5位となった。市が進めてきた定住促進対策や北アルプスに囲まれた地域資源などが総合的に評価された形だ。
 ランキングは、移住受け入れに積極的な137自治体を対象にアンケート調査し、自然環境、移住者歓迎度、移住支援制度の充実、子育て、老後の医療介護体制、日常生活、交通の便利さの7項目で各10部門を採点。大町市は70点中55点で、@大分県宇佐市、A佐賀県武雄市、B大分県竹田市、B同豊後高田市に続いての5位となった。
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1月の一覧
静岡県河津町から白馬南小に 桜の小枝とポンカン届く
 白馬村の白馬南小学校に、同村と姉妹提携を結んでいる静岡県河津町から、日本一早く咲くといわれる河津桜の小枝と特産品のポンカンが贈られた。白一色の厳しい冬の寒さが続く同村に、かれんなピンク色の桜の花が、ひと足早く春の息吹を感じさせている。
 河津桜は真冬に開花が始まる早咲きの桜。昭和30年代に同町で原木が発見されて地元住民の手で大切に育てられ、現在では同町を流れる河津川の河畔に数百bに及ぶ桜並木を作るまでとなった。日本一早く開花する桜として、見ごろの2月から3月には全国から多くの観光客が訪れる名所として知られている。
新春愛好者集い腕競う 大町で北ア囲碁将棋大会
 新春恒例の北アルプス囲碁・将棋大会が19日、大町市の大町公民館で開かれた。囲碁の町づくりを進める同市に、市内外から囲碁、将棋の愛好者ら約60人が集まり、日ごろ培った腕を競った。
 競技は囲碁、将棋ともに有段者と一般の各種目に分かれ、囲碁はスイス方式、将棋はブロックに分けたリーグ、トーナメント戦で行われた。
 最年少は小学1年生から参加があった。参加者はじっくりと相手の手を読みながら、一手、一手慎重に打ち進めていた。
地域の防災充実向け心新た 池田町と松川村で消防出初め式
 池田町と松川村の各消防団は19日、出初め式を開いた。地域住民に分列行進を披露し、新年に地域の防災充実に向けて気持ちを新たにした。



 池田町は高瀬中学校体育館で式典を開いた。団員や日赤奉仕団、町内の自主防災組織、女性団体連絡協議会ら約300人が参加。県道で行われた分列行進では、団員や保育園児の行進を訪れた町民が見守っていた。



 松川村消防団は、すずの音ホールに団員128人が集まり、定例表彰や感謝状授与を行った。式典後、村役場前ではっぴをまとった園児たちを先頭に、分列行進を行った。



小谷の山菜まぜご飯に 村商工会 新たな特産加工品づくり
 小谷村商工会が展開している、農商工連携の農林産加工品の6次産業試作化の取り組みのカリキュラム最終回がこのほど、村役場で開かれた。食と農のマーケティング支援を行う、キースタッフの内藤善次郎さんを講師に、山菜の塩漬けを加工した山菜のまぜごはんの素づくりを学んだ。
 山ウド、フキ、ワラビといった、山菜の塩漬けを銅鍋で塩抜きし、鮮やかな色によみがえらせ、山菜の風味を生かしたまぜご飯の素を試作した。うまみや食感をそのままに、見た目も美しく小谷らしさをアピールする仕上がりとなり、参加者は完成に手ごたえを感じていた。

2014年1月21日(火)付