白馬の選手ソチ五輪へ
上村、成瀬、西も代表にメダル目指す

 ソチ冬季五輪のスキー日本代表に白馬出身の3選手が決まり村内は、喜びに沸いている。白馬高校出身のフリースタイル女子モーグルの上村愛子選手(34)=北野建設=は、5大会連続の出場、悲願のメダル獲得を目指す。
 クロスカントリーのリレー代表・成瀬野生選手(29)=白馬村スキークラブ=は3大会連続出場。本年度、「選手としての基盤となった地元から五輪を目指す」と、岐阜日野自動車から所属を変えての挑戦となる。
 白馬高出身の男子モーグルの西伸幸選手(28)=白馬村スキークラブ=は、2大会連続出場。
 白馬からは21日までに、ノルディック複合の渡部兄弟と合わせて5人の選手がソチ出場を決めている。村スキークラブの太谷陽一会長は「どの選手も競技力の基盤は白馬。同じ環境で滑る次の世代にとっては目標となる。がんばる姿をみせてほしい」と激励した。
スキージャンプ通じ交流 富山市 小見小と白馬北小
 スキージャンプを通じて交流のある富山市小見小学校(四方田光男校長)と白馬村の白馬北小学校(石田周治校長)のスキー交歓会が、このほど白馬村で開かれた。小見小が昭和48年に学校にジャンプ台を新設する際に、スキー学習に力を入れていた白馬北小のジャンプ台をモデルに建設したのがきっかけで始まり、ことしで40年という長い歴史を持つ交流会。富山と白馬で交互に開催し、交流を深めている。
 40回の節目の交流では小見小の3年から6年までの児童18人が白馬を訪れた。初日は対面式が行われ、北小児童5、6年の希望者28人とジャンプ台でともにジャンプ練習を行った。
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1月の一覧
交通安全意識高める 八坂 明日香荘にチャレンジ号

 安全な車の運転や道路利用のための能力を測る長野県警の「交通安全体験車チャレンジ号」がこのほど、大町市八坂の信州金熊温泉明日香荘を訪れた。近隣住民や施設利用者が自らの身体能力を知り、交通安全意識を高めた。2月18日には松川村の松香荘で午前10時〜午後3時まで体験できる。
大道芸ステージ楽しむ 大町爺ガ岳にピエロのナナちゃん
 大町市の爺ガ岳スキー場で19日、「ピエロのナナちゃん」によるパフォーマンスショーが開かれた。「スキーこどもの日」にあわせて開いたイベントで、ことし初めての開催。スキーに訪れた親子らがバルーンアートやパントマイムなどプロの大道芸のステージを楽しんだ。
 「ピエロのナナちゃん」は日本三大サーカスのひとつ「キグレサーカス」のメインクラウンとして活躍。現在は独立し、全国各地でショーを行っている。
新年に萬物とまゆ玉作り 池田町晴れるや市で体験会
 池田町金の鈴農作物等生産組合は、恒例の萬(よろず)物作りとまゆ玉作り体験会を17日、買い物支援の晴れるや市と同時に、二丁目のスペースゼロで行った。多くの買い物客らが訪れ、1年の願い事を掲げた萬物と豊作を祈願するまゆ玉を手にした。
 和紙に「五穀豊穣」や「金運向上」、「事業繁栄」など、4つの四字熟語を書き連ねた200枚の萬物を日頃の感謝を込めて、農家や商店、公共施設、個人などに配った。組合員が来場者の名前を筆で一枚一枚したため、手渡した。
健全な成長へ意思統一を 松川村で青少年育成推進大会
 松川村青少年育成村民運動推進大会が18日、村すずの音ホールで開かれた。村民や関係者が集まり、村内の子どもたちが健康、健全に成長できる村づくりの意思統一をした。
 青少年育成のために尽力した2個人、4団体に大会長から功労賞、奨励賞が贈られた。中学生硬式野球クラブチームの立ち上げや初代監督として活躍し、功労賞表彰を受けた梨子田聡さんは「青少年のことを真摯(しんし)に考えた村民のおかげで私たちが表彰を受けられた。これまで以上に精進し、子どもたちの可能性の芽を育てていきたい」と謝辞を述べた。
 村内小中学生による、将来の夢や家族についての作文発表や地区や学校でのボランティア活動や交流活動などの報告も行われ、子どもの健全育成について考えた。

2014年1月22日(水)付