年頭に奉仕の精神誓う 大町ライオンズクラブが新年例会
 大町市の大町ライオンズクラブ(鮎貝紀征会長)は21日、新年例会と懇親祝賀会を同市八坂の金熊温泉明日香荘で開いた。会員や地域の関係者ら約30人が集い、年頭に奉仕の精神を誓った。
 懇親会には、牛越徹市長や大町商工会議所、大町青年会議所、高瀬・白馬・穂高・安曇の各ライオンズクラブなどの役員ら来賓が訪れ懇談。「ウィーサーブ」(我々は奉仕する)の掛け声で乾杯した。姉妹都市の富山県氷見市のライオンズから届いたブリを囲み、ことし1年の健勝を祈った。
白銀の世界で友情深める 小谷高森町の児童とスキー交流

 小谷村青少年育成会(伊藤健一会長)と、スポーツを通じて交流している下伊那郡高森町子ども会育成会(北村佳久会長)の4年生から6年生までの児童26人が19、20の両日、スキー交流会で同村を訪れた。両町村の交流事業の一環。絶好の雪質の栂池高原スキー場で、村内の児童とスキーや雪遊びを体験し、白銀の世界で友情を深めた。
村の自然や魅力体感を 小谷村 東京町田に雪贈る
 小谷村観光連盟は18、19の両日、東京都町田市で「雪遊びのプレゼント」を実施した。同村が町田市とフットサルを通じた交流を行っているのが縁で、日ごろ雪とふれ合えない都会の人々に、雪を通して村の自然や魅力を体感してもらおうと毎年実施している。
 ことしはリンゴのコンテナ300箱分、4d余りの雪を詰め込み、町田へと運んだ。中央商店街通りに面した市内の情報基地「町の駅ぽっぽ町田」前に雪を下ろし、大きな雪だるまや特設の滑り台、物産コーナーを設けた。
 出現した雪の広場≠ノ住民らは大喜び。大人も加わって歓声を上げながら雪遊びを楽しんでいた。
収穫野菜でギョーザ 松川北保 会食と交流
 松川村の北保育園(北村弥生園長)の年長児46人が21日、畑で取れた野菜を使ってギョーザ作りを行った。村の女性グループや農業委員会、営農支援センターから大勢が参加し、園児らと一緒にギョーザをつくり、会食しながら交流を深めた。
 同センターが管理する10eの畑で園児らが定植・収穫した白菜やキャベツを用いた。園児らは、下ごしらえされた具を皮に乗せ、水をつけて半円形に包んだ。
 同取り組みは、収穫した野菜で料理をし、感謝の意味を込めてお世話になった人たちと一緒に食事することを目的に、毎年行われている。
山田優梨菜ソチ出場 小谷から世界最高峰の舞台へ
 小谷村のスキージャンプ・山田優梨菜選手は21日、ソチ(ロシア)冬季五輪の日本代表入りを決めた。人口3000人余の山あいの村から村民の期待を背負い、現役高校生が世界最高峰の舞台に立つ。
 大会本番に向け、家族を通じて「代表に選ばれ身が引き締まる思い。応援してくれた地元に恩返しができるよう、結果を出したい。思いっきり飛んで、メダルを目指したい」とコメントした。
 山田選手はスキーの名門・白馬高校入学後の昨シーズン、公式練習中の転倒で左ひざの靱帯(じんたい)を断裂。住民やクラスメートの応援を励みに復帰を果たし、昨年9月のサマーグランプリで3位に入った。ワールドカップの成績と合わせ、日本人3位に入り五輪代表に選ばれた。
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1月の一覧
新年初の演芸楽しむ 大町の特養カトレヤで
 大町市平の特別養護老人ホームカトレヤ(宮坂岳至施設所長)で21日、新春演芸大会が行われた。職員で結成したバンドによる演奏で、懐かしの歌謡曲や童謡の数々が奏でられ、利用者約40人が新年の初演芸を楽しんだ。
 同会は例年行っている恒例行事。ことしは、昨年のクリスマス会で好評だった職員バンド「Siirahez(シーラヒイズ)」がさらなる練習に取り組み演奏した。
 演奏はギターやドラムの生演奏とあって本格的。「川の流れのように」「見上げてごらん夜の星を」などよく知られる歌謡の名曲から「たき火」や「春がきた」などの童謡まで14曲を披露した。利用者も一緒に歌を口ずさんだり笑顔でリズムを取ったりしていた。

2014年1月23日(木)付