名古屋で白馬PR ゆるキャラ村男V世#h遣

 白馬村の冬の祭典「白馬雪恋まつり」(2月7〜15日)開催を控え、村のマスコット「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」が1、2の両日、観光PRに名古屋市の名古屋港水族館を訪れる。白馬から運ばれた雪山をバックにペンギンと共演し、地元の魅力をアピールする。
 村男は水族館の人気イベント「ペンギンよちよちウオーク」に出演し、来館者を間近にペンギンを先導しながら広場を散歩。イルカパフォーマンスのステージで、9日に白馬ジャンプ競技場で開催される、スノーイルミネーションのPRなどを行う。
自然環境を守る農業 松川村営農支援センター 講演や現地研修
 松川村営農支援センターは「安全・安心な農作物づくりの講習会」を29〜31日、役場や村内の各農場で開いた。良い農業の実践の規範となるGAP普及の第一人者である(社)日本生産者GAP協会理事長の田上隆一氏を講師に、講演と研修を行った。農家と直売所から合わせて約70人が参加し、より良い農業のやり方(GAP)について学んだ。
 田上氏は「松川村の豊かな自然環境を守る農業への取り組み」をテーマに講演。農作物の国際競争が進む中で、環境破壊や健康被害が目立ってきたと指摘。農家に利益があることを前提に、社会的・環境的に持続可能な農業が必要だと述べた。農業が環境に及ぼす影響や危険性を生産者が認識し、改善する必要性を強調した。
若手農業者経営理念学ぶ 大町北安普及センターが研修会
 北安曇農業改良普及センター(若林秀行所長)は31日、農業経営研修会を大町市の大町合同庁舎で開いた。「儲(もう)ける農業経営」と題し、次代を担う農業者が先進的な農業経営者の理念について学んだ。
 中川村の有限会社・アクアロマンの宮崎博美代表取締役が講師を務め、「経営者は赤字を出すべからず」と語った。同社はイチゴから始まり、水耕栽培による葉ネギ、水菜などの生産・観光・販売を行っている。葉ネギは、中京方面のスーパーのプライベートブランドを担当している。現在はTPPも視野に入れ、東南アジア進出も計画している。
体力や精神力養う 大町署が柔剣道寒中稽古
 警察官としての体力や精神力を養う柔剣道の寒中稽古が大町署(森下正一署長)で行われ、29日、最終日を迎えた。20代を中心とした若手署員15人が、厳寒のなか、ベテラン指導者から指導を受け、柔剣道を通して技を磨くとともに精神を鍛えた。
 寒中稽古は今月23日から始まり、稽古の集大成として、最終日には県警本部教養課術科指導室係長の中澤俊明警部補(51、柔道6段)、機動隊からは特別訓練員として、柔道に中山三雄巡査部長(37、6段)、剣道に溝辺俊寿巡査部長(30、5段)が指導に訪れた。
一中美術部の大作も展示 3日までいーずらで市内学校展

 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は3日まで、第一中学校。文化祭「こぶし祭」のポスターや緻密な点描画、篆(てん)刻、家庭科作品など約500点が並んだ。
 今年は美術部が文化祭に向けて描いた大作をより多くの人に見てもらう機会にと展示に加え、さらに見ごたえある内容となった。さまざまなステッチでカラフルに仕上げられたスウェーデン刺しゅうや、2年生が男女ともに取り組むコンパクトバックからは、楽しげな授業の様子がうかがえる。
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2月の一覧

2014年2月1日(土)付


戦時の証言記録DVDに 映像プロデューサー吉丸さん制作
 大町高校出身の映像プロデューサー、吉丸昌昭さん(74)が手掛けたドキュメンタリー映画「はじめ嬉しく、あと悲し〜10代の若者たち、青春の軌跡〜」「生きて絆つなぐ70年 拓く心いつまでも」が30日、DVDとして発売された。太平洋戦争を少年兵として生き抜いた人々の証言を集めた作品が、多くの人の目に触れる。
 「はじめ嬉しく〜」は、14歳〜16歳の少年期に太平洋戦争で、満蒙開拓団や予科練生、従軍看護婦などに志願して生き抜いた人々のインタビューを集めた。安曇野市や木曽福島町の人々を軸に、大町市などの人々の声で構成。「生きて〜」は満蒙開拓団の3人の絆に焦点を当て、当時の体験を聞いた。