冬の祭典幕開け おおまち雪まつりオープニング

 大町市の冬の風物詩「冬のファンタジア2014 おおまち雪まつり」が1日夜、始まった。初日は大町温泉郷や同市平の鹿島槍スキー場でオープニングセレモニーやイベントが行われ、大町の冬を彩る祭典が幕を開けた。
 大町温泉郷入り口で行われたオープニングセレモニーには、沿道に並べられたキャンドルのやわらかい光に誘われて、地域住民やホテル宿泊者など約1100人が訪れた。大町市民吹奏楽団の演奏や地酒の振る舞い、三九郎などさまざまな催しを楽しんだ。イベントの最後には、大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓の演奏にあわせて大きな花火が夜空に打ち上がり、かまくらや観客を幻想的に照らし出していた。



 同市平の鹿島槍スキー場中綱ゲレンデでは「鹿島槍火まつり」が行われ、たいまつ滑走やおんべ、信濃国松川響岳太鼓の演奏などがあった。



2014年2月4日(火)付


無病息災の願い込め 小谷保園児節分に豆まき
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児63人)で3日、節分行事が行われ、園児が無病息災の願いを込めながら豆をまいた。
 園児は手作りの元気あふれる鬼のお面をかぶり、鬼役と豆まき役を交代しながら、「鬼は外、福は内」と元気なかけ声で豆まきを行った。心の中にいる鬼もすっかり追い払われたようすで「すっきりした」「優しい気持ちになった」と満足そうに話していた。
五輪選手の活躍も祈る 小谷村中土「中谷雪祭り」
 小谷村の中土観光交流センター・やまつばきを会場に2日、地域最大のどんど焼き「中谷雪祭り」が開かれた。地域住民ら100人余が参加して、巨大な炎を囲んで交流を深めた。
 地域住民が秋から刈り取って集めたカヤを組んで、大きな歳の神を作り、会場の雪山を活用してかまくらや多数の雪洞を作った。かまくらには昔から地域に伝わる、クルミの木をけずって墨で顔を描いた道祖神、小正月のまゆ玉が供えられた。
 ことしは近く開幕するソチ冬季五輪にちなみ、かまくらの中央に五輪マークを彫った。夕暮れにキャンドルの明かりがともされると、五輪マークがくっきりと浮かび上がり、参加者は道祖神に手を合わせて同村から出場する女子ジャンプの山田優梨奈選手や、日本人選手の活躍を祈っていた。
区対抗で白熱の戦い 大町平の雪上運動会屋内開催

 大町市平地区子ども会育成協議会(海川明文会長)の第22回雪上大運動会は2日、雨天により急きょ、平運動場からB&G体育館に会場を移し開かれた。屋内の開催にも、子どもたちを中心に約300人が参加し、元気な声を響かせた。
 同運動会は区対抗戦で争われた。綱引きやボールをバトン代わりにしたドリブルリレーなど白熱した戦いを繰り広げた。
スポレックで交流深める 松川村ニュースポーツ大会

 松川村の分館対抗ニュースポーツ大会(村スポーツ推進委員会・村公民館主催)が2日、松川小学校体育館で開かれた。村内16分館から中学生以上の約400人が参加。導入3年目となる、専用のラケットとスポンジ状の柔らかいボールを使った競技「スポレック」をとおして、住民同士の交流を深めながら運動を楽しんだ。
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2月の一覧
親子で節分行事楽しむ 池田町公民館のポレポレ塾

 池田町公民館の未就園児と保護者を対象にした家庭教育学級「ポレポレ塾」は2日、節分にちなんだ遊びを同館で行った。16組の親子が参加し、節分の行事に親しんだ。
 スタッフによる手作りイベントが特徴の同塾は、毎回小さな子どもたちが安全に遊べるように工夫を凝らしながら、廃材をうまく活用したイベントづくりを行っている。