児童のスキー技術向上に 小谷小校庭でクロカンスキー
 小谷村の小谷小学校では厳しい冬の中で自然に親しみながら、小谷ならではのスポーツでふるさとを愛する心をはぐくもうと、毎年体育の授業にアルペンスキーとノルディックスキー学習の2つのスキー種目を取り入れ、児童のスキー技術向上に力を入れている。
 校庭に積もった雪や除雪された雪山で起伏のある自然なコースの中で、板を履くことからはじめ、基礎力を身につけながら校庭を自在に走りこんでいる。
 校庭で滑る楽しさを知ることで、授業以外でも積極的にクロスカントリースキーに取り組む児童も多いという。ジュニアスキークラブにも入会し、次世代のアスリートを生み出す環境づくりにもつながっている。

2014年2月7日(金)付


技能向上や地域貢献を シルバー人材松川地区有志が剪定ボラ
 北アルプス広域シルバー人材センター松川地区剪定(せんてい)班(小林喜内代表)有志は、村河川敷マレットゴルフ場で恒例の剪定ボランティアを実施している。剪定技能の向上や地域貢献を目的に、週末を除く連日、作業に汗を流している。
 剪定ボランティアは1月中旬から始まった。今年は、2月中旬までにマレットゴルフ場内にある松約700本のうち170本の手入れを行う予定だ。5日の作業には10人程度が参加し、はしごに登り、のこぎりや剪定バサミを使いながら伸びた枝を切り落としていった。
ワカサギ穴釣り解禁断念 中綱湖 氷の状態良くならず
 大町市平の中綱湖等を管理する、青木湖漁業協同組合(太谷正祥組合長)は6日までに、中綱湖での本年度のワカサギの穴釣り解禁を断念することを決めた。例年より結氷が遅いことや氷の状態がよくないとして、穴釣りを禁止する。
 同組合では今季、これまで3度の結氷調査などを行ったが、例年より全面結氷が10日ほど遅く、氷の厚さも目安としている15a厚に届くか届かないかという状態で、5日夜の役員会で解禁しないことを決めた。
 解禁断念は2年ぶり。昨年は、平成18年以来の7シーズンぶりの解禁が実現していた。
おおまぴょん情報発信 大町フェイスブックページ開設
 大町市のキャラクター「おおまぴょん」のフェイスブック(ソーシャルネットワークサービス・SNS)公式ページが完成した。おおまぴょんが出演したイベントの様子を多くの写真で随時紹介したり最新のお知らせなどを迅速に情報発信する場として活用する。
 これまでは情報を行政側から発信するのみだったが、SNSを使うことで利用者がコメントを残せるなど、おおまぴょんファンのレスポンスを今後の活動に生かすことにもつながるという。
絵本で郷土料理紹介 松川武蔵美大と共同制作
 松川村の暮らしと行事食を伝える会は、地域の郷土料理を紹介する絵本『とんすけとこめたろう〜はじめての松川村〜』とレシピ集『松川村の伝統食と伝えたい料理』をこのほど完成した。武蔵野美術大学(東京都)の学生らと共同で制作した。
 絵本は松川村を舞台に、村に伝わる昔話の鬼をモデルにした主人公「とんすけ」を通して、伝統行事や伝統食を紹介。昭和30年代の農村風景をモチーフに描いた。細かい描写や言葉づかいにも配慮し、当時の生活風景が目に浮かぶような本に仕上がった。レシピ集は40品目余りを写真とイラスト付きで紹介する。
村内各地 雪像で観光客歓迎 7日スタート 白馬雪恋まつり
 白馬村の白馬五竜観光協会(下川信敏会長)は5日、巨大な雪像をサンサンパーク白馬に設置した。地域を挙げた冬の一大イベント「白馬雪恋まつり」を控え、雪国ならではの造形作品で観光客を迎えようと、村の玄関口を飾った。
 雪像は約20dの雪を使った高さ約7b、幅10b、奥行き8b。協会員や住民有志12人が作業にあたり、正面と側面に人気アニメのキャラクターを描いた。重機やチェーンソー、こてで積み上げた雪から削りだし、スプレーを使って着色した。
 「雪恋まつり」は7日から、白馬岩岳スノーフィールドの「岩岳感謝祭」を皮切りに、村内各スキー場などでさまざまなイベントを開催する。住民たちが手作りの雪像を各地に置き、歓迎ムードを盛り上げている。
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