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2月の一覧

2014年2月9日(日)付


久々の大雪大北も 暮らしに影響9日まで注意
 強い寒気と低気圧の影響で、西日本から東日本にかけて大雪となった8日、大北地域も久々の降雪に見舞われた。県内にも大雪警報が発表され、交通の乱れや除雪による水路の詰まりなど、市民生活に影響が出た。9日にかけて、北部の山沿いを中心に大雪が続く見込みで、関係機関は注意を呼びかけている。
 長野地方気象台によると、紀伊半島南の低気圧が急速に発達しながら本州の南を北東に進み、長野県では広い範囲で大雪となった。7日夜から8日朝にかけて雪が降り、午前11時現在の24時間降雪量が白馬村で17a。大北地域では9日までに、山沿いで35a、平地で25aが降る見通し。
更年期からの東洋医学学ぶ 大町商工会議所女性会セミナー

 大町市の大町商工会議所女性会(今溝三千子会長)は5日、セミナー「更年期からのオンナの東洋医学〜体質チェック・薬膳・漢方〜」を同市九日町の中心市街地多目的ホールで開いた。会員や一般の女性25人が参加。それぞれの体質や体調に合う食材の取り方や漢方を知り、健康な体づくりを学んだ。
道祖神作り子どもに継承 小谷村老連が園児に指導

 小谷村老人クラブ連合会はこのほど、小谷保育園の年中園児に小正月の行事にちなんだ「道祖神」作りの指導を行った。道祖神は村に古くから伝わる風習の一つで、クルミの木を削って人形を作り、無病息災を願ってどんど焼きの日にかまくらの中に供える。同クラブでは先祖代々伝わる独自の風習を、次世代の子どもに伝え、継承していこうと、毎年この時期に同園を訪問して指導を行っている。
国内外の誘客に生かす HAKUBA VALLEYロゴ発表
 小谷・白馬・大町の3市村のスキー場を結ぶ、広域観光エリア「HAKUBA VALLEY(ハクババレー)」のロゴ発表会が8日、白馬村の八方尾根スキー場で開かれた。全国789点の応募の中から審査を経て、山並みやシュプールなどをモチーフにした新潟市のデザイナー・滝沢克己さんの作品が最優秀賞に選ばれ、国内外からの誘客活動に生かされる。
 受賞作品は大自然の美しさをイメージした緑と白を配色し、各スキー場のロゴとの調和を考えたシンプルなデザインなどが評価された。エリアのシンボルとして、外国向けのパンフレットや各スキー場のホームページなどに使われる。
特産品で高齢者交流 八坂こうげん 寒干し大根作り
 大町市八坂地区で、冬の気候を利用した地域ならではの特産品・「寒干し大根」作りが行われている。同地区農産物加工・販売に取り組む「八坂こうげん」(吉澤正毅代表取締役)では、生産に関わる地域の農家が集い、冬の仕事として和気あいあいと生産に励んでいる。
 同社の加工場には、社員のほか農家7人が1月末から集まり、自分たちが契約生産したダイコンをかつらむきし、軒下にぶら下げる作業を行っていた。
被災地復興へ寄付金 アルミ缶回収収益の一部
 大町市の大町第一中学校生徒会は7日、東日本大震災の復興に役立ててと、生徒で集めたアルミ缶回収の収益の一部2万8299円を義援金として贈った。
 福祉実行委員会の松本周夕委員長と中村宗弘副委員長が市役所を訪れ、義援金を日赤大町市地区長の牛越徹市長に手渡した。牛越市長は「皆さんの義援金をお届けし、勇気や元気を出していただくことになれば」と預かった。
 同校では毎年、生徒会で呼びかけてアルミ缶を集め、福祉施設への寄贈などに取り組んでいる。震災後は、復興に役立ててほしいと、一部を義援金として被災地に贈っている。