2014年2月12日(水)付
商店街活気付く あめ市大町で 大町市のあめ市が11日、大町駅前本通り商店街を中心に開かれた。沿道には飲食など出店が立ち並び、自慢の味でもてなし。大町北高校書道部「書道ガールズ」によるパフォーマンスや大町商工会議所青年部による商工フェスタ、JR東日本あめ市号初運行など関連イベントも多彩に、多くの家族連れでにぎわい、会場となった商店街は活気付いた。 |
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キハダ使った草木染め 大町北小6年2組が挑戦 大町市の大町北小学校6年2組の児童7人が7日、同市大原の信濃大町草木染め研究会(猪又毅会長)の工房で草木染体験を行った。同会が事務局を置くNPO地域づくり工房理事の太谷優子さんの指導で、古くから染料や生薬として用いられることの多い植物、キハダを使った染めに挑戦した=写真。 |
白馬村役場 肩を落とす友人たち 男子モーグル 西伸幸選手14位で敗退 ソチ五輪スキーフリースタイル男子モーグルで、白馬村スキークラブの西伸幸選手は日本時間の11日未明、準々決勝で14位となり、準決勝進出ならなかった。村役場に設けられた応援会場では、友人やクラブ関係者らが中継を見守りながら声援を送ったが、敗退が伝えられると肩を落とした。 高校のクラスメートで友人の太田充彦さんは「(西選手は)五輪を目指して、ずっと競技を続けてきた。良い滑りをしたのに残念。かけてあげられる言葉もない。くやしい」と涙を浮かべた。 村スキークラブの太谷陽一会長は「白馬に愛着を持ち、クラブに所属してくれている選手。白馬で育ったというバックボーンが、次世代の選手たちにとって励みになる」と話した。 |
白馬駅前に巨大雪像出現 「雪恋まつり」観光客をお出迎え 白馬村のJR大糸線白馬駅前に、「獅子頭」をモチーフにした巨大な雪像が鎮座している。地元白馬町活性化推進委員会と白馬駅前振興会が地域を挙げた冬のイベント「雪恋まつり」に合わせ、観光客を出迎えようと村の玄関口を飾った。 デザインはソチ五輪出場中の地元選手の活躍を願い、縁起物を題材にした。灯ろうや台座の石垣で雪像を飾る凝ったつくりに、観光客も足を止めてカメラを向けていた。 |
たいまつを持った鬼たちが登場し、輪になって大地を踏み鳴らすと祭りは最高潮を迎えた。祭壇横のどんど焼きに点火されると「うおー、うおー」と大きな雄たけびをあげながら駆け回り、会場を興奮のるつぼに巻き込んだ。 同祭は三十数年前に創作され、今では国内外から観光客が訪れる小谷を代表する冬の風物詩として発展。住民は地域の垣根を越えて祭りの協力者を受け入れ、伝統の祭りの継承に取り組んでいる。 |
伝統と民俗織り込んだ神事 小谷 大網地区雪と火の祭典 小谷村の大網地区で8日、「大網地区雪と火の祭典」が開かれた。同地区の伝統と民俗を織り込み、雨飾山をご神体とした山岳信仰の要素も取り入れ、踊りや和太鼓を奉納する独特の神事。 村内外の若者らが霊峰・雨飾山の神の使いとしてふんどし姿にミノをまとった鬼≠ノふんし、家内安全や五穀豊穣を願って燃え盛る炎の中で雄たけびを上げながら力強く舞い踊った。迫力満点の勇壮な祭りに、山あいの静かな集落は熱気に包まれた。 みこをみこしに乗せ、鬼たちが神社から集落を練り歩き、祭り会場まで練り歩く向かう行列で開幕。神事が執り行われた阿弥陀ケ原では、1年の安全と五穀豊穣を雨飾山に祈願する魔よけの弓射ち、みこが美しく激しい動きの舞を奉納。神事に込められた物語が、観衆を幻想的な世界へといざなった。 |