健康づくりと地域振興 小谷体協OB会 村民スキーの集い
 小谷村体育協会スキー部OB会(中村勲会長)は18日、第5回「村民スキーの集い」を白馬乗鞍スキー場で開いた。会員と村内外の住民約40人が、村のマスコット「たりたりOTARI」と一緒にゲレンデを滑走し、スキーの楽しさを味わった。
 集いにはマスターズの全国大会出場を控えた選手らも練習を兼ねて参加し、ゲレンデに設けられた旗門の間を滑走。80歳を超える熟練スキーヤーが、年齢を感じさせない巧みなパラレルで、シュプールを描いていた。
道の駅おたり 夏限定の酒 「雨飾山」雪の中で熟成始まる
 小谷村の道の駅おたりはこのほど、小谷産の棚田米と雨飾山の湧水で仕込んだ純米吟醸酒「雨飾山」を雪の中で寝かす作業を行った。同酒は小谷ならではの魅力を生かした特産品で地域振興につなげようと、道の駅おたりが大町市の北安醸造に依頼し、小谷産の棚田米と、雨飾山の清らかな湧水で仕込んだ、こだわりの純米吟醸酒。
 醸造に用いられる酒米でなく、食用の一般米・あきたこまちと、小谷杜氏の伝統の技で醸した質の高い味わいが評判を呼んでいる。雪の中で熟成させるのは3年目の取り組みで、ことしは搾りたてそのままの無ろ過生原酒360_g瓶1000本分を貯蔵した。
古布で個性豊かな力作 穂高で安曇野さきおり展

 社会福祉法人安曇野福祉協会の多機能型事業所「あすなろ」は15、16の両日、就労継続支援事業のひとつ、「機(はた)織り班」による「安曇野さきおり展」を穂高交流学習センターみらいで開いた。
 作品は、不要になったシーツなどの布を1a幅に裂き、昔ながらの機織り機で織ったもの。利用者らが思い思いの布を使って織り上げた生地をスタッフが小物に仕立てた。
「ぎんれい」開発者宇宙語る 大町市美麻中島さん招き講演

 大町市の美麻地域づくり会議は16日、信州産人工衛星「ぎんれい」の開発を統括する、信州大学特任教授・中島厚さんを招いた講演会を美麻公民館で開いた。中島さんはかつての山村留学生の保護者として、受け入れ先の地域に感謝を込め、発射を控えた衛星の可能性や宇宙開発の魅力を紹介した。
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2月の一覧
自分大切に失敗恐れず 東ちづるさん八坂中で講演

 ビール酒造組合が主催する第12回未成年飲酒防止ポスター・スローガン・学校賞募集キャンペーンで学校賞の最優秀賞に輝いた大町市の八坂中学校(小口伸校長)で17日、審査委員長の女優・東ちづるさんが講演した。子どもたちに、自分を大切に思い、失敗を恐れず挑戦することを呼び掛けた。
国体とマスターズに出場 大町スキークラブの選手表敬訪問
 大町市スキークラブ(荒井賢二会長)の選手15人が、第69回やまがた樹氷国体(山形市、21日〜24日)、第38回全日本マスターズスキー選手権小樽大会(小樽市、3月7日〜9日)に出場を決めた。
 17日は、出場選手を代表し、国体・アルペンに出場の太谷吉史さん、マスターズ・アルペンに出場の成田幸男さん、西沢重吉さんが牛越徹大町市長に大会出場を報告した。
 予選大会は、ことし1月中に白馬村内のスキー場で行われた。上位成績者らが全国大会出場に決まった。

2014年2月19日(水)付