ソチ五輪出場笑顔で報告 白馬ジャンプの山田選手表敬 ロシア・ソチ五輪スキージャンプに出場した小谷村の山田優梨菜選手は26日、村役場を表敬し、松本久志村長に大会での活躍を報告した。五輪出場という偉業を成し遂げた笑顔で、「この村に生まれたからジャンプと出合えた。また4年後はメダルを目指して頑張りたい」と、次回の平昌五輪へ向けて今後の抱負を述べた。 山田選手は拍手で迎えられ、花束でたたえられた。「皆さんの温かい応援があったからこそ、あの舞台でパフォーマンスすることができた」と村を挙げての応援に感謝を述べ、色紙や五輪グッズなどのお土産を渡した。 松本村長は「村の人たちも夢をもって応援していた。これからもいい経験をしたと思って頑張ってほしい。4年後は現地に応援に行きたい」と激励した。 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.
くろよん魂′pぎ未来へ 大町ぐるったネットがミニシンポ 大町市のNPO法人ぐるったネットワークおおまちとおおまちラボラトリは25日、「黒部ダムとおおまちの話」のミニシンポジウムを同市堀六日町の麻倉で開いた。記録映画の上映や工事に関わった人々の話を聞き、世紀の大事業を成し遂げた人々の思いを受け継ぎ、まちの未来を考えた。 シンポは、冊子「くろよんスピリッツ 黒部ダムとおおまちのお話」作成のまとめとして、建設当時の記録映画の上映や、工事に関わった人たちから冊子に載せきれなかったエピソードなどを聞き、「まちの誇り」につなごうと開催。約20人が集った。 |
夜の部は村制55周年にちなみ、550人の参加をめざしたたいまつ滑走隊が、ゲレンデを滑走した。白銀のゲレンデに神秘的な光のシュプールが描かれ、来場者の感動を呼んでいた。恒例の特設ジャンプ台での火の輪くぐりは、趣向を変え、ジャンプ台の両脇にたいまつをともしたコースで、スキーヤーやスノーボーダーが華麗なパフォーマンスを繰り広げた。 フィナーレは打ち上げ花火が夜空を焦がし、ゲレンデを照らした。大きな尺玉、四方八方に飛び散る動きを見せる飛遊星など、美しい花火と松川響岳太鼓の勇壮な演奏の競演に、観客は寒さを忘れて見入っていた。 |
「破砕ロック」で盛り上げ 焼酎とワインでつくる元祖 大町市内19飲食店で提供 黒部ダム建設当時の作業員が親しんでいたアルコール飲料を復刻した「破砕ロック」を大町市内飲食店19店舗が提供を始めた。24日には大町商工会議所で13店舗が特色のある「元祖」、「オリジナル」の破砕ロックをお披露目。破砕ロックをPRするポスターやパンフレットも完成し、大町の盛り上げに意気込みも新ただ。 「元祖破砕ロック」はダム建設当時の昭和30年代に日の出町のこまつうどん店で提供されていたもの。当時は「ブドー割り」と呼ばれ、焼酎とワインを混ぜる安価で酔える酒として広まった。復刻企画は、くろよん50周年、トロリーバス開通50周年を機会に、くろよん50周年実行委員会と市内飲食店5店舗がタイアップし、町の盛り上げを図ろうと会議やレシピ開発など検討を重ね、参加店舗を募集してきた。 |
山岳遭難防止や救助活動で 大町署 3団体に感謝状 大町署(森下正一署長)は25日、山岳遭難の防止や救助活動に功労のあった、北アルプス烏帽子岳の烏帽子小屋、野口五郎岳の野口五郎小屋、大町市のJR信濃大町駅の3団体に感謝状を贈った。 烏帽子小屋経営の上條文吾さんと野口五郎小屋経営の上條盛親さんは兄弟で、それぞれの小屋で高校卒業後から約50年、親世代からの小屋の経営に携わっている。小屋営業期間の7月から10月前後、小屋同士の連携も取りながら、要救助者の救助、保護への協力や登山道の整備、安全指導などに努めている。 |
2014年2月27日(木)付
村制55周年で イベント多彩 小谷村栂池高原スキー場 雪の祭典&ウルトラ感謝祭 小谷村の栂池高原スキー場で22日、「第43回栂池高原雪の祭典&ウルトラ感謝祭」が開かれた。ことしは小谷村制55周年の節目の年を記念し、例年以上に盛り上げようと多数の企画を実施。快晴にも恵まれ、国内外から多くのスキー客が来場し、朝から夜まで祭り一色の栂池高原スキー場を満喫した。 昼の部は同村の有志でつくる「一本ぞり保存会」による一本ぞり滑走のデモンストレーションや豪華賞品が当たる大抽選会が行われた。県観光PRキャラクター「アルクマ」と小谷村ゆるキャラ「たりたり君」が、会員とともにスノーボードの原型とも言える一本ぞりに乗り、ゲレンデ上部から滑走し、盛り上げた。 |