2014年3月2日(日)付


ジャンプにソチの山田選手も
栂池高原スキー場 ノルディック大会1・2日

 小谷村の栂池高原前山スキー場で1、2の両日、県スキー連盟公認の「2014栂池ジュニアノルディックスキー選手権大会」と「第48回栂池ノルディックスキー大会兼第34回長野県高等学校新人スキー競技大会」が開かれている。
 県内外の小学生から一般まで、2日間で約1000人の選手がエントリー。初日のジュニア大会では、コンバインドクロス競技と、クロスカントリー競技が行われ、ジャンプの飛距離とクロスカントリースキーのタイムで熱戦を繰り広げた。
 同スキー場は、ソチ五輪の女子ジャンプ競技に出場した同村出身の山田優梨菜選手が練習場所とし、スキージャンプの基礎を築いた地。山田選手は初日にジャンプのテストジャンパーとして参加し、華麗なジャンプを披露した。
祝福背に新たな旅立ち 大町北高大北トップ切り卒業式

 大北地域の高校のトップを切って、統合を控えた大町市の県立大町北高校(麻田康彦校長)は1日、卒業式を開いた。男子36人、女子80人の計3クラス116人の生徒が思い出の学びやに別れを告げ、在校生や保護者の祝福に見送られ新たな旅立ちの日を迎えた。
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3月の一覧
地域に根ざしたコンビニを 池田町ファミマJA会染開店
 JA大北とファミリーマートが連携した大北地域2店舗目となるコンビニエンスストア「ファミリーマートJA大北会染店」が28日、池田町会染林中の県道沿いに開店した。売り場面積212平方bのうち約70平方bで地元農産物やAコープ売れ筋商品など販売し地域に根ざしたコンビニを実現した。
 西山隆芳組合長らによるテープカットで開店を祝い、コンビニ事業を通じた組合員や地域住民の利便性向上へ期待を込めた。
1年間の学習成果披露 小谷小 児童が発表会
 小谷村の小谷小学校で26と28の両日、学校公開日にあわせた学習発表会が開かれた。26日は高学年、28日は低学年の児童が、学年ごとに総合的な学習や生活科・社会科の授業で学んだ1年間の成果を発表した。
 このうち2年生17人は「大きくなったぼく・わたし」と題し、自分が生まれたときから現在に至るまでの成長のようすや思い出を保護者に聞き、まとめ発表を行った。母親が大変な思いをして自分を生んでくれたこと、自分の名前に込められた願い、意味などについてのエピソードを次々に披露した。
没後40年記念絵本刊行を 松川ちひろ美術館内覧会
 松川村西原の安曇野ちひろ美術館は冬期休館を終え、1日開館した。いわさきちひろ没後40年を迎え、同日行われたマスコミ内覧会では、年間を通した関連イベントや企画展の紹介、各展示のギャラリートークやリニューアルした展示室の紹介などが行われた。
 同館はちひろ没後40年を記念して、同館館長の黒柳徹子さんの自伝エッセイにちひろの遺作を掲載したベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』の絵本刊行に向けての準備を進めている。竹迫祐子副館長は「時代時代の中でなぜ読み継がれているのか。今一度見つめ直し、若い世代にも伝えていきたい」と意気込みを語った。