2014年３月５日付

江戸時代の旅　古文書で探る　大町ちょうじやで文化講座
　大町市八日町の塩の道ちょうじやは2日、文化講座「古文書を読む江戸時代の旅」～魚津・日石寺・富山まで～を開いた。金沢を訪ねて歩いた大町の庄屋の旅を古文書から読み取り、当時の暮らしに思いをはせた。
　常盤清水家で見つかった、江戸時代天正10年に、大町から糸魚川を通り金沢までの旅を探る古文書を解説する講座の4回目。仁科路研究会会長の荒井和比古さんが講師を務め、道のりの魚津から富山までのページを読んだ。

政治と暮らし学ぶ　大町東小6年生が議会見学
　開会中の大町市議会3月定例会を、市内の小学生が見学に訪れている。4日には、大町東小学校の6年生2クラス40人が、一般質問で身近な問題を行政と市会議員が議論する場を傍聴した。
　同学年はこれまで、社会科の公民や修学旅行での国会議事堂見学など、地方自治や国政について学んできた。これまでの学習のまとめとして、市民生活の向上をめざし議論している様子を肌で感じようと傍聴に訪れた。
　同日の本会議では、豪雪対策や定住促進などの施策についての質問が行われ、児童たちは熱心にメモを取っていた。

卒業前に感謝伝える　大町八坂小で6年生送る会

　卒業式を2週間後に控えた大町市八坂の八坂小学校（吉田千秋校長）で4日、6年生を送る会が開かれた。2月の終わりに引き継ぎを終えたばかりの平成26年度前期児童会の主催で、53人の全校児童がゲームなどで交流、会食会などで感謝の気持ちを伝えた。

地域文化に貢献30年節目　池田町芸文協が記念式典
　池田町芸術文化協会（矢口永良会長）は1日、創立30周年記念式典を町創造館で開いた。記念写真や表彰、ピアノコンサートで、地域の文化をはぐくんできた協会の節目を祝った。
　同会は昭和58年、町の文化的水準を高めようと、地域内の有志や団体による約50の個別の活動の連携を目的に設立。現在は写真や書道、盆栽、ピアノ、歌唱などのさまざまなジャンルの団体が参加し、文化祭での特別展や視察研修などを重ねている。

合奏や歌､劇など披露　大町幼稚園おもいで会
　大町市東町の大町幼稚園はこのほど、園内おゆうぎ室で、子どもたちの1年の成長を紹介する「おもいでかい」を開いた。41人の園児たちが、合奏や歌、劇あそび、オペレッタなどを保護者らが見守る中披露した。
　カスタネットやトライアングル、鈴などの合奏では「キラキラ星」や「ドレミの歌」「さよならぼくたちのようちえん」などを演奏。年長児は、鍵盤ハーモニカの演奏も行った。
　早川民次園長は「それぞれの子どもたちの成長を振り返ると、どの子もみんな感動的」と子どもたちの活躍に目を細めていた。

和気あいあい熱戦交流　池田でママさんバレー中信大会
　第33回池田町杯中信地区ママさんバレーボール大会は2日、池田町総合体育館・高瀬中学校体育館で開いた。北は大町市から南は松本市まで、中信各地から参加した12チームが、トーナメントで熱戦を繰り広げた。
　ことしは総合型地域スポーツクラブ設立で記念講演したバレー名監督として知られる創造学園校長・壬生義文氏が訪れたため、「壬生賞」を設けた。選手たちは和気あいあいと息の合ったプレーを展開した。